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更新日:2019年10月24日

 

 知事定例記者会見における発言要旨191024

この資料は,県政記者クラブとの定例記者会見での発言内容を要約したものです。

 

知事定例記者会見の動画は,こちらから視聴いただくことができます。 

いばキラ(外部サイトへリンク)

令和元年台風第19号への対応について

(作成:報道・広聴課)
令和元年10月24日(木曜日)
10時31分~10時49分 会見室

 令和元年台風第19号への対応について

共同(幹事社):幹事社の共同通信です。よろしくお願いします。まず,幹事社の方から3点質問をさせていただきます。1点目なのですが,今回の台風19号で県内にも甚大な被害が出ました。今回の被害への所感と今後の復旧に向けた県としての対応について,教えていただければと思います。よろしくお願いします。

知事:台風15号に続いて台風19号でも大変甚大な被害が茨城県で発生し,尊い命を失い,生活に大変支障を来す,あるいは事業,営農に大変支障を来す被害が広がっていることについて我々としても残念に思いますし,被災された方々に対しては心からのお見舞いを申し上げて,全力でその復旧に対して力を注いでいきたいと考えております。

 今回の被災の特徴としては,大量の降雨による水量の増加によって,想定した以上の河川の水量の中で,那珂川,久慈川の本流のみならず,支流においても,水量に耐え切れなくて,浸水,あるいは堤防の決壊が何カ所も発生したということで,甚大な被害が広がったと認識しております。

 床上浸水の家屋も含めて大変被害が広がっておりますので,現在は,生活支援,災害廃棄物の処理,あるいは,分断された交通インフラの復旧に全力を上げているところであります。

共同(幹事社):ありがとうございます。続いて2点目なのですが,知事も1問目の回答で,今回,想定を超える大量の雨が降って,支流でもたくさんの氾濫があったということでしたが,今回,関東地方整備局も那珂川の氾濫情報を発表できなかったというふうに関東地方整備局でも混乱があったという状況で,県としてもなかなか想定を超えたような災害で大変難しい状況であったろうとは思うのですが,現段階での初動対応への反省点なり改善点なりが,知事の中で思われるところがあれば教えていただければと思います。

知事:赤羽国土交通大臣に来県いただいて,その際に,レベル5の決壊情報についての連絡が行われなかったことについてお詫びをいただきました。

 県においても,実は,そういう問題はあったかなと思っております。命に関わる問題でありますので,今後の対応については十分検討をする必要があるのかなと思います。

 ただ,夜間において,実際にどのようにそれをリアルタイムで監視していくかという課題なども残っておりますので,その辺の検討は必要なのかなと思っています。

 一方で,大規模な浸水被害にもかかわらず,避難がきちんと行われた地域もございまして,地域の消防団,あるいは市町の職員の皆様方の努力によって,日ごろからの避難における意識の醸成,あるいは避難の訓練,県においてもハザードマップに基づいたマイタイムラインの作成,特定の危ない可能性のあるところについての指導がちょうど当たったところもございまして,そういうところにおいては避難意識がきちんと醸成されていて,今回,人的被害を最小限に抑えることができた一つの要因にもなったのかなと感じております。

共同(幹事社):ありがとうございます。最後に3点目なのですが,今週21日に,県政記者会として,死者・行方不明者の方の人名公表の方針について,人名を公表していただきたい旨の要請をさせていただいたのですが,それに関して,知事のお考えをお聞かせください。

知事:これについては,9月の上旬に災害時における氏名公表のあり方についてのガイドラインを策定して,皆様にもお示ししたところでございます。

 行方不明者などについて,人命救助の必要性から,特に緊急に必要だというものについては,前回の関東・東北豪雨の反省から,きちんと氏名を公表して,人命救助に万全に備えるという指針の一方で,例えば,死者の氏名公表については,ご遺族の意向を踏まえて判断するという形でガイドラインを制定しておりまして,今回も,そのガイドラインに基づいて,氏名公表については,現在見送っているところでございますし,今のところ,その方針を変更することは考えておりません。

共同(幹事社):幹事社からは以上です。各社さんお願いします。

茨城:台風被害についてなのですが,もうすぐ2週間たつということで,被災者の生活再建の取り組みが進んできていると思うのですが,その中で,今,課題があるとすれば,どんなところに課題があると感じられていますでしょうか。

知事:非常に日々刻々と課題が変わってきているわけでございますが,道路の寸断も全て開通を見て,水も引き揚げて,それから,水戸市を中心に問題になった災害廃棄物の処理の問題についても,自衛隊などの支援もいただきながら速やかに進めているところで,大分解消を見てきているという中で,今残っている最大の課題というのは,水郡線の橋の崩落による交通インフラの分断の問題が引き続き残っていることと,それから,床上浸水をして生活再建の途上である皆様方の住居の問題だと思っています。

 県営住宅,市営住宅の開放をさせていただいて,県の分についてはもう既に申し込みから入居も逐次始まる予定でございますが,今後,まだ確定はしておりませんが,大子などを中心に,県営住宅や市営住宅,あるいは民間の借り上げ住宅の提供だけでは間に合わない部分が出てくる可能性があると認識しておりますので,仮設住宅の速やかな設置なども含めて,迅速な対応ができるように県としても準備をしているところです。

茨城:ありがとうございます。

毎日:先ほど水郡線の話が出ました。先日のJRの水戸支社長の定例会見でも,その点については早急に復旧を図りたいという話でしたが,ただ,さらに災害に対する強さを高めるためには,橋の桁の高さを高くするなど,それによってまた盛土をしなければいけないということも起きる可能性がある。そういった場合には,それはもう河川の改修工事になるので,JRだけの支出ではなくて,河川管理者である県の支出も生じてくる可能性があるというようなお話がありました。その辺については,現時点ではどのような見通しになっているのでしょうか。

知事:その点についても,県の担当部局の方で,大至急,河川の改修の方針について詰めているところでございまして,おそらく2週間以内には方針を固めて,JRと復旧に向けた交渉を始められるかなと思っています。

 一方では,今,寸断されている水郡線は通学,あるいは通勤の足として使われているわけで,そこのバスによる代行運転,1日4往復,朝晩,JRで手当てしていただいてはいるのですが,それでは十分ではないということで,県独自で,バス協会などさまざまなところの協力を得ながら,協力いただけるバスをかき集めて,さらに昼間の便も含めて,県の方で手当てを,今しているところでございます。

 こういう努力も含めて,しっかりとJRと一緒に連携をとりながら,可能な限り早期の水郡線の復旧を目指していきたいと思っています。

毎日:もう一度確認ですが,河川改修の方針で,河川改修工事を行って,かさ上げなどによって,今までの従来の橋を高くしてつくり直すという方向で検討をしているということでよろしいのでしょうか。

知事:どのような河川改修を行うかについて,今検討をしていますので,その方針が決まった段階でJRと具体的な相談になると理解しています。

茨城放送:今回の甚大な被害を受けて,12月を待たずに補正予算などを提案する可能性というのはおありですか。

知事:そのつもりでおります。

茨城放送:もう少し細かい話になりますが,どの範囲ということになりそうですか。

知事:災害復旧に必要な予算については,12月を待たずに緊急の議会を招集させていただいて,補正予算を組むつもりで,今,準備を進めております。

茨城放送:大体の規模が出ているようでしたら,よろしいですか。

知事:規模感についてはまだちょっとお答えできる段階にはありません。今,その積み上げ中でございますので。

読売:今回,広範囲に被害が拡大したわけですが,知事としましては,復旧・復興に向けた青写真ではないですが,他県では復旧指針の策定を指示したりする動きもあるようですが,知事としてどのようなお考えでしょうか。復旧に向けた基本的な計画であるとか指針を策定するような気持ちがあるかどうか。

知事:復旧の計画については今のところ考えておりません。計画する暇があったら,すぐ行動していくということが基本なのかなと思っていますし,国への要望も月曜日に行ってまいりましたが,国と連携しながら迅速な対応をとっていくこと,やることは,災害の場合,ある程度見えているわけですので,そのわかっていることについて,いかに迅速にかつきめ細かく被災者に寄り添って対応していくことが大事であって,今さら計画ということでもないのかなと思っております。

共同通信(幹事社):ほか,よろしいでしょうか。

茨城:先ほど,JR水郡線のお話がありましたが,JR水戸支社では,復旧には1年以上かかるというお話がありましたが,先ほどの知事のお話ですと,速やかに計画を立ててということでしたが,おおよその復旧までの見通しは,知事はお持ちでしょうか。

知事:JRさんにもよるところがございますので,我々としては可及的速やかにとは思っていますが,今後,可及的速やかに復旧していただく方向で,是非JRさんにはこれからもしっかりと連携をとりながら,我々からもお願いしていきたいと思っています。

毎日:また水郡線の話なのですが,1点が常陸大子以北の部分で,これはまた11月1日以降には運転を再開するということですが,大子町の中では,福島県内の学校に通学している高校生も若干いらっしゃると聞いています。そういった方々の通学というのは,今,どういう状況にあるかというのを県として把握しているのかということと,あと,橋が崩落した件なのですが,すぐ近くを通っている道路の橋についてはほぼ無傷で残っているように見られます。どうしてJRの橋が落ちたかということに対して,JR側から何らか説明は受けられたでしょうか。

知事:福島方面に通学されている方の現状について細かく聞いているわけではございませんが,向こうについても,水郡線はおっしゃるとおり止まっていますので,おそらく,ご父兄の車による送迎などで対応されているのかなと推測しております。

 道路の橋が無事だったのに水郡線の橋が崩落した原因について,そもそも鉄道の橋のつくり方というのは,道路の橋に比べて強度が違うということと,非常に年数がたった,随分昔に作られた橋だということが関係しているのではないかなと推測していますが,具体的にJRのほうから説明があったわけではございません。現場を見たときの説明を伺いながらの推測でございますが,おそらく,そこの2点が関係しているのではないかなと思っています。

日経:先ほど補正予算のお話が出ましたが,規模感等,まだまだこれからというところなのですが,県として重点的に支援したい項目といいますか,額の面でも特にしっかり予算をつけたいなと思っていらっしゃるような項目がありましたらお答えいただければと思います。

知事:第一は,当然,被災者の復興支援です。特に,住居が浸水された方が大変多数いらっしゃいますので,それに対する国の支援が,大規模半壊以上を被災者生活再建支援制度である程度支援いただけるわけですが,今回,茨城新聞の報道にもありましたが,1メートル以下の床上浸水の場合,その支援が受けられない可能性もありますので,そこの部分については県独自できっちりと支援をしていきたいと思っていますし,それから,農業をはじめ大規模な作物の被害がありましたので,そこについての支援,さらには,中小企業者の支援,その他にも数えれば限り無いわけですが,たくさんの必要な支援が出てきておりますので,それについての支援に必要な額を概算でも積み上げて,きっちりとスピード感を持って補正予算で組んでいきたいと思っています。

日経:ありがとうございます。予算案の策定のめど,いつまでにというスケジュール感をお持ちでしょうか。

知事:11月中には補正予算を通したいと思っています。

日経:わかりました。ありがとうございます。

共同(幹事社):他よろしいでしょうか。それでは,以上で終了させていただきます。どうもありがとうございました。

知事:ありがとうございました。

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