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更新日:2016年3月31日

情報053:日本一の規模&花数でネモフィラが咲き誇る、国営ひたち海浜公園

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国営ひたち海浜公園

可愛らしいネモフィラの名前の由来ネモフィラ

可愛らしく慎ましやかな花を咲かせるネモフィラを、皆さんはご存知でしょうか。北米・カリフォルニア原産の一年草。「ネモフィラ」の名前にはギリシャ語による「nemos(小さな森)」と「phileo(愛する)」の意味が組み合わされています。ネモフィラは森の周辺で生息していることが多いため、この名前になりました。

 

 

 

ネモフィラが日本に渡ってきたのは100年以上前の1877(明治10)年になります。ネモフィラの和名は「瑠璃唐草(るりからくさ)」。花が瑠璃色、葉っぱが唐草模様だったため、日本式の呼び名がこうなったと言われています。

 

植栽面積が3.5ヘクタール、花本数は450万本!

ネモフィラ

このネモフィラを、日本一の規模・花本数という壮観の光景で楽しめるのが、茨城県にある、国営ひたち海浜公園です。植栽面積3.5ヘクタール、咲き誇る花の数はなんと450万本にもおよびます。ひたち海浜公園で咲き誇るネモフィラは、「インシグニスブルー」。淡く青い花色から英名では「ベイビーブルーアイズ(赤ちゃんの青い目)」と呼ばれています。

ひたち海浜公園でのネモフィラの見頃時期は4月下旬から5月中旬で、この期間には例年『~空と海と花が奏でる青のハーモニー~ネモフィラハーモニー』が開催されており、多くの訪れる人々の目を楽しませているのです。

 

みはらしの丘を舞台とした、絶景のネモフィラハーモニー

4コマまんが

ひたち海浜公園にネモフィラの種を蒔いたのは2001年。花が咲き始めたのは翌年の2002年です。当初は植栽面積1.5ヘクタール、花本数は200万本という形で試験的に開花させていました。年を追い、徐々に規模を増やしていき、2008年に現在の植栽面積および花本数である3.5ヘクタール、450万本となったのです。また、2006年からは青一面の花景色となる『ネモフィラハーモニー』が開催されるようになりました。

ネモフィラ群を堪能できる抜群のロケーションは、公園内の「みはらしの丘」です。みはらしの丘は、茨城県内の工事で発生した建設発生土を使って整備された人工の丘。ひたちなか市では最も高い丘であり、西方面には那須連山、南方面には筑波山を眺めることもできるのです。ちなみに、みはらしの丘の第一頂上は海抜38m、第二頂上は海抜44m、第三頂上は海抜58mになっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

衝撃的な感動とインパクトを与える花景色

ネモフィラ(ヨコ)近年まで、私たち日本人にとってあまり知られていなかったネモフィラ。ガーデニング等でも寄せ植えとして他のポピュラーな花々の引き立て役として用いられるなど、非常に地味な存在として認識されていました。しかし、ひたち海浜公園では、ひっそりと咲く、おとなしめなネモフィラを、敢えて主役とする演出を実現させたのです。一花一花では小さくて地味。しかし広大な丘一面に植えることで、衝撃的といってもいい感動とインパクトを与えられるに違いない。そんな展望をもって、ネモフィラは、ひたち海浜公園の地で、多くの人々に注目される存在へと昇華していったのです。

もちろん、ここまで来るには大きな苦労がありました。試行錯誤。毎年、育生方法を変えながら、現在の状況へと辿り着いたのです。特に苦労されたのが、雑草に関して。何もない土地であれば機械も入れられますから簡単に除草できます。しかし大量のネモフィラの間を縫っての作業なため、丁寧な手作業での除草が必要となるのです。

 

 

種蒔きについても、様々な改良を重ねてきました。丘ですから、当然、土地の状況は傾斜になっています。そのため種が流れてしまうのを防ぎ、綿密な計算が施されているのです。極端な寒さや霜からネモフィラの芽を守るためシートを張り、やがてシートを取る時期的なタイミングも、奇麗な花を咲かせるノウハウとして研究が重ねられてきました。

 

ネモフィラ(ヨコ2)

空・陸・海を繋ぐ、幻想的な青

初めてネモフィラを目の前にした方の感想で多いのが、「青の様子が、まるで海かと錯覚した!」、「空の青とネモフィラの青が繋がっていて凄い!」というもの。海に隣接した丘という絶景ロケーションは、空・陸・海を、幻想的、あるいは神秘的な青のグラデーションで繋ぎます。

 

 

この素晴らしいネモフィラを記念に収めようと、多くの来訪者が写真撮影します。もちろん写真に残すのも良いですが、動画撮影もまたオススメです。自然の風にそよぐネモフィラたち。晴れた日に雲の動きによって影が生じる様もまた一興です。真っ青な快晴時にはまるで人々が空中浮遊しているような感覚すら覚えます。

余談になってしまいますが、散策時や撮影時にはマナー面で気をつけてほしい部分はあります。花畑に入っての記念撮影などは、避けていただきたいところです。

 

様々な楽しみを見出せる、魅力的な国営ひたち海浜公園海浜公園3枚

国営ひたち海浜公園では、ネモフィラ以外でも、季節季節に応じ、素晴らしい植物を堪能することができます。春は、水仙から始まり、チューリップ、そしてネモフィラが少しずつ時期をずらして見ごろを迎えます。4月の終わりであるゴールデンウイーク初期には、満開のネモフィラ、満開のチューリップ、それでいて水仙もまだ咲いているという贅沢なフラワー模様を楽しむことができるというわけです。夏は、バラ、ヒマワリ、ジニア。秋にはコキア、コスモス。他にも多種多様、実に様々な季節折々の植物が、訪れる人々の目と心に癒しを与えてくれることでしょう。

 

植物以外に、レジャースポットとしても、ひたち海浜公園は有名です。大きな観覧車を有する遊園地。全長11キロメートルのサイクリングコースは、自転車での移動というよりサイクリングそのものを楽しめるように設定されています。他にも、バーベキュー広場(要予約)やアスレチック広場、夏に人気の水遊び広場などが存在。また、スポーツやクラフト、古民家を活用した日本行事、陶芸等の様々なイベントも年間を通して開催されているのです。

海浜公園写真2枚

何度訪れても、その時々で常に新しい楽しみを見出せる場所。それがひたち海浜公園です。まずは、一生の思い出となるに違いないネモフィラの壮観な光景をきっかけに、この素晴らしい国営公園を訪れてみてはいかがでしょう。

 

取材協力

国営ひたち海浜公園(外部サイトへリンク)

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