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更新日:2016年3月31日

情報056:全国初!首都直下地震に備える防災拠点化を果たしたサービスエリアのPasar守谷(上り線)

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Pasar(パサール)守谷(上り線)

「恵みの森」(上り線)と「憩いの森」(下り線)が、Pasar守谷のコンセプト

自動車で都心部と行き来するにあたり、ほとんどの茨城県民の方、および多くの県外の方は、高速道路の常磐自動車道を利用されたことがあると思います。その常磐自動車道が通る茨城県内にて、最も都心部に近い高速道路休憩施設(SA・PA)の守谷サービスエリアが、上り・下り共に、スタイリッシュにして利便性の高いリニューアルを施されたということをご存知でしょうか。

パーサル

その名は、Pasar守谷。上り線箇所は2014年3月19日、下り線箇所は2015年7月1日に、多くの方々から高い注目を集めて堂々のリニューアルを果たしました。このPasar守谷には“森”のコンセプトが敷き詰められています。上り線では「恵みの森」をコンセプトに、「旅の思い出あふれる、賑わいの場」を演出。下り線では「憩いの森」をコンセプトとし、「旅先へ向かうお客さま利用者の方々に楽しさあふれる空間」を演出しているのだそう。厳選された出店ラインナップはもちろんのこと、15分毎に柱がライトアップされたり、入口は四季の移り変わりに応じたアロマでお出迎えをするなど、きめ細やかな数々の仕掛けに、ついつい心が弾みます。

地域名の冠に付けられた「Pasar」(パサール)には、どのような意味が潜んでいるのでしょう。パーキングエリアの「PA」とサービスエリアの「SA」に加え、リラクゼーションの「R」とを組み合わせた綴りであり、またインドネシア語では「市場」を意味する言葉でもあります。SAやPAである高速道路休憩施設の新しい形として「旅の途中に立ち寄って、ほっと一息つける場所」、「旅の途中で楽しく過ごせる賑わいの場」を提供したいとの意味合いが込められているのだそうです。ちなみに、Pasar守谷が、Pasarとしてリニューアルされた順番は、上り線が5番目で、下り線が6番目。他にはPasar幕張の上下線上り線および下り線、Pasar羽生の下り線、Pasar三芳の上り線が存在します。

 

全国初の防衛拠点化が進められた経緯

4コマまんが

このPasar守谷(上り線)ですが、スタイリッシュな充実のリニューアルを果たしただけではありません。高速道路の休憩施設として、全国では初となる「防災拠点化」が施されているのです。首都圏直下型地震など広域災害が発生した際に、Pasar守谷(上り線)が防災拠点として重要な機能を発揮します。ここが、自衛隊、警察機関、消防機関、医療機関、報道機関などの迅速な活動を支援するための場所になるということです。

過去の例を振り返るまでもなく、大規模災害時における高速道路の存在は、救急車両や物資輸送車などがいち早く被災地に辿り着くための緊急輸送路の役割を担います。東日本大震災の時にも、高速道路はその大きな役割を果たしたのです。もちろん高速道路内のサービスエリアは活用されましたが、単に緊急車両の集合できるスペースという意味合い。そのような、かつての経験と課題を踏まえ、Pasar守谷の防災拠点化は進められました。

全国からの救援や救護が効率的に、そして効果的に被災地へ進出できるよう、停電時の電源確保や情報通信のインフラ整備など、様々な機能を準備しておくことにより、復旧へ向かう複数機関が集い、情報の収集および共有を可能とするのです。このような取り組みの一つの形を提示し、具現化したのが、NEXCO東日本の、Pasar守谷(上り線)における防災拠点化のモデル事業ということになります。

 

 

 

 

 

盤石な防災拠点機能の数々

また、東日本大震災では停電、断水、通信障害、燃料不足が発生したことを踏まえ、自衛隊を始め消防など緊急出動機関の活動を支援する防災拠点として、余すところなく施設の機能を発揮できるよう、自家発電設備や太陽光パネル、井戸なども整備されています。とりわけ、高速道路の休憩施設として初めての試みとなるのが、各機関が情報共有できる場所として活用すべく、商業施設の広いフードコートが、災害対策室へとレイアウト変更できる点です。では次に、上記でも挙げた、Pasar守谷(上り線)の主な防災拠点機能のそれぞれを、より具体的に説明していきます。

パーサル1F

防災拠点本部・関係機関情報共有スペース(1F)

災害時、フードコートをレイアウト変更。関係各機関が共同利用する災害対策室となる機能を備えます。各機関のテーブル脇には電源コンセントやTVアンテナ端子を配備。大型モニターやホワイトボードも配備して災害対策本室として活用しやすい環境を整備します。

救護スペース(2F)

パーサル2F

普段は商業施設のスタッフ皆さんの休憩室ですが、有事の際には一時的な処置ができる場所として活用することができます。収納型ベッド8基。

 

太陽光発電(屋上)

商業施設の屋上には、停電に備えて太陽光パネルを設置。災害時の必要電力の一部を供給するのです。通常時は商業棟内の照明に使用しています。

 

井戸

断水時における必須の備えとして井戸を設置。通常時はトイレ洗浄に使用しています。

ヘリポート

ヘリポート

中型機の離着陸を可能とするヘリポートを整備。夜間の離着陸を可能にするために夜間照明設備を設置しています。

 

 

 

 

給油所

90キロリットルだった燃料貯蔵量を110キロリットルに増設。災害時の支援部隊車両の燃料確保に努めています

防災倉庫

防災倉庫

災害時に使用する屋外エアテントや救護用品、備蓄品、規制機材等を備えます。また、防災倉庫左側にはヘリ事務所を整備。ヘリ離発着の安全管理などに活用されます。

 

 

 

 

 

駐車場(支援部隊車両)

各地から首都へ向かう自衛隊、消防、医療機関等の連絡車両が一時的に駐車できるスペースとして確保。東日本大震災においても、東北に向かう高速道路のSA・PAが集結場所として機能した事例があるのです。

通信環境

携帯通信のバックアップとして状況に応じた通信キャリア会社が移動基地局を配備。また、通信手段の多重化を行なうためNEXCOの固定衛星設備を整備しています。

 

緊急開口部緊急開口部

災害時において、緊急車両がより迅速に一般道路や下り線側にも移動できるよう、緊急開口部を設定しています。

自家発電装置

停電に備えて72時間連続で使用可能な自家発電装置を設置。

 

 

 

 

一般道からも訪ねることができる!

パーサル入口最後に、Pasar守谷の大きな特長に触れたいと思います。この商業施設は、常磐自動車道を走行移動する人々以外に、地元周辺の方々が多く訪れる場所だということ。上り線・下り線共に、一般道からPasar守谷を訪れるための駐車場が存在するのです。

 

 

 

 

ご家族や友人同士などで厳選出店されたお店での食事や買い物を楽しむもよし。施設敷地内にはドッグランもあるためペットと一緒に散歩へ来る方も多いようです。一日中、楽しい時間を過ごせるPasar守谷は、時に安全について考えるきっかけとしても申し分のない、非常に意義深い場所と言って差し支えないでしょう。

 

取材協力

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