県広報紙「ひばり」11月号【特集3】

もう捨てさせない！
「不法投棄ゼロ」への挑戦

悪質、巧妙化する不法投棄に対応するため、県では、市町村や警察などと連携し、監視・指導体制の強化を図っています。しかし、不法投棄撲滅には、組織的な対応だけでなく、一人一人の監視の目が必要不可欠です。
不法投棄などを見つけたら、電話やスマートフォンアプリから通報することで、「茨城は捨てづらい」という環境をつくっていきましょう。

ゲリラ的不法投棄が急増

本県は、首都圏からアクセスがしやすいなどの理由から、廃棄物の不法投棄が後を絶ちません。
近年は特に、早朝・夜間などの人目につかない時間帯を狙い、トラック数台で道路沿いや空き地などに捨てていく「ゲリラ的不法投棄」が急増しています。

こうした状況に対応するため、県では、2021（令和3）年度から不法投棄等機動調査員10人（警察OBなど）を新たに採用し、昼夜を問わず監視パトロールを実施するなど、監視・指導体制の強化を図っています。

不法投棄はアプリで通報

スマートフォンアプリ「ピリカ」は、ごみ拾い活動を共有する「ごみ拾いSNS」として活用されているほか、不法投棄の情報を投稿（通報）すると、リアルタイムで県に情報が提供されるので、より迅速な対応が可能となります。

（ダウンロードはこちら）（外部サイトへリンク）
※利用には、規約への同意などが必要です。

＼通報はたったの4ステップ／

右下の投稿ボタンを押しながら上にスライドし、通報用の写真を撮影(※スマートフォンの位置情報はON)

撮影後に表示される地図から不法投棄の位置を選択

ごみの種類を選択

連絡先やコメントを入力し、右上の通報ボタンを押して完了！

コメント欄に入力する内容（分かる範囲で）

• 発見場所（県道○号線沿いなど）
• 現場の状況（量や臭いなど）
• 行為者に関する情報（出入りする車、人の特徴など）
• 土地に関する情報（地権者や連絡先など）

※無断で私有地に入ったり、直接注意することは大変危険ですのでおやめください。

＼有力情報に謝礼を進呈／
不法投棄等情報提供報奨金制度

■対象：県が未知の情報を提供し事案の解決に特に貢献した方
（例）不法投棄の瞬間を写真や動画で撮影し、行為者の特定につながった。
■報奨金額：原則1事案1万円
（情報の重要性、貢献度などを考慮し決定）※審査には時間がかかります。

＼通報は電話でも受け付けています／

受付時間：平日8時30分～17時15分※受付時間外は最寄りの警察署まで

この記事に関するお問い合わせ

県廃棄物規制課☎029（301）3035