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更新日:2018年1月19日

いばらき「冬の風物詩」特集

 

寒の入りも過ぎ、暦の上ではもっとも寒い時期とされる季節を迎えました。

今年の大寒は1月20日。寒の明けの2月4日まで、しばらくは寒い日が続きますね。でも、そんな厳しい寒さがあってこそ、今でしか出会えない特別な風景を「冬のいばらき」で楽しむことができます。

そこで今回は茨城県北地区で見られる冬ならではのビュースポットを紹介します。

さあ、今年の冬は、あえての寒さを楽しんでみてはいかがでしょう!

 

本州で唯一見ることができる、川の"流氷"
久慈川の氷花シガ


久野瀬橋付近

鮎釣りスポットとして有名な茨城県大子町にある延長124キロメートルの久慈川。ここでは寒さが厳しくなる真冬のわずかな時間だけ、氷の小片がまるで流氷のように川面を流れる「シガ」という不思議な光景に出会うことができます。特に日の出頃は最も水温が下がり、朝日が差し始めると水面を流れるシャーベット状の氷がキラキラと輝く様子を見ることができます。

シガは川底や水中でできた氷が川面に浮かび上がり漂う現象で、本州では奥久慈地域を流れる久慈川の上流部だけで見られます。シガを鑑賞できるのは、諸説ありますが、気温が氷点下5℃以下、水温が0℃以下、水深が20~30センチメートルと浅いこと、流れが分速約20~30mであること、水がきれいなところなどの複数の諸条件が重なり合った場合に限られるので、大変貴重な風景です。全国でもシガが発生するのはごくわずかな地域に限られていて、本州では久慈川の上流部約15キロメートルだけといわれています。冬の朝日に照らされて、キラキラと輝く氷の花の美しさは、言葉を失うほど。そして耳をすませば、サラサラとかすかな音を奏でて流れていることに気づきます。

冬の久慈川を幻想的に彩るシガは、まさに自然がつくりだす芸術品。

この冬はぜひ、シガに会いに出かけてみませんか。

 

大子町(外部サイトへリンク)

 

【シガの見ごろ】

時期:1月、2月/時間:早朝または日の出頃

※シガは、氷点下5℃以下、水温が0℃以下、水深が20~30センチメートル、流れが分速約20~30m、水がきれいなどの諸条件が複雑に重なり合うことで現れます。

 

滝の裏側から氷瀑を間近で鑑賞。必見のインスタ映えスポット!
「月待の滝」の氷瀑


月待の滝


月待の滝の裏側

 


新緑の月待の滝

大子町の北東部にある「月待の滝」は、久慈川の支流大生瀬川(おおなませがわ)がつくり出す、高さ17メートル、幅12メートルの三筋に流れ落ちる滝です。普段は二筋の夫婦滝ですが、水量が増えると子滝が現れて親子滝に変わります。こうしたことから、古くから安産、子育て、開運を祈る二十三夜講(二十三夜の月の出を待って婦女子が集う)の場とされ、いつしか「月待の滝」と呼ばれ、胎内観音が祀られています。

また、日本全国でも珍しく、滝の裏側へ濡れずに行く事ができ、裏側から滝を見ることができることから、別名「裏見の滝」、「くぐり滝」とも言われています。新緑や紅葉の季節、滝つぼにはマイナスイオンを浴びるたくさんの人で賑わいますが、厳冬のこの時期、氷瀑を間近で見ることができます。

 

大子町観光協会(外部サイトへリンク)

 

凍てつく寒さが続きます。さあ、今年は完全凍結が見られるのでしょうか!?
「袋田の滝」の氷瀑


袋田の滝

久慈川の支流滝川にかかる「袋田の滝」は、日本三名瀑にも数えられる茨城県を代表する観光スポットです。高さ120メートル、幅73メートルの滝の流れが大岩壁を四段に落下することから、別名「四度(よど)の滝」とも呼ばれ、また一説には、その昔、西行法師がこの地を訪れた際、「この滝は四季に一度ずつ来てみなければ真の風趣は味わえない」と絶賛したことからとも伝えられています。寒さ厳しい冬には、滝全体が真っ白に凍結し、その神秘的な風景は、毎年多くの人たちの目を楽しませています。

2012年には6年ぶりに“完全凍結”しましたが、今年はいかに!

なお、観光いばらきのwebサイト(外部サイトへリンク)では「袋田の滝」の凍結状況を随時ご紹介しています。

 

※「氷瀑」は自然現象です。天候条件によりあまり凍結しない場合もあります。

 

全国でここだけ!約400年の歴史を持つ伝統保存食。
「凍みこんにゃく」づくりの風景


凍みこんにゃくが干されている様子

 

【凍みこんにゃく料理】

  • 凍みこんにゃくのフライ
  • 凍みこんにゃくの天ぷら
  • 凍みこんにゃくのグラタン

などアレンジは様々です♪

 


凍みこんにゃくの天ぷら

「凍みこんにゃく」は、全国で唯一、茨城県だけで生産されている"幻の食材"です。茨城県北部の旧久慈郡地域で古くから作られていますが、昭和30年代の後半から生産者が激減し、現在は茨城県常陸太田市1軒、大子町2軒で合計3軒の生産者を残すのみとなっています。

「凍みこんにゃく」は、江戸時代から農閑期の副業として盛んに作られてきました。生産農家は、厳冬期の田畑に藁を敷きつめ、ハガキ大に切り分けたこんにゃくを丹念に並べます。こんにゃくは夜から朝方にかけて凍り、昼間の直射日光を当ててゆっくり解凍させます。そこに水をかけ、また夜間に凍らせ、日中に溶かすという作業を約5~7日間繰り返します。その後、こんにゃくが縮みすぎないように屋内で2週間じっくりと干しあげると、こんにゃくの水分が抜け、色合いも灰色から白色へ変化していきます。水が完全に抜け、パリパリのせんべいのような状態になれば「凍みこんにゃく」の完成です。

このように、自然の力を利用して作られる「凍みこんにゃく」。寒さが厳しい冬の山間で、こんにゃくに水をかけては裏返すといった作業が、12月の中旬から2月いっぱいまで続けられています。干す際の気温やこんにゃくの状態を見ながら水やりの量を調整しなければいけないことなど「凍みこんにゃく」づくりには、長年の経験と技術が必要です。次代につなげたい貴重な食文化です。ここでしか見られない原風景をぜひご覧ください。

 

情報017:茨城だけに残された幻の伝統食材『凍みこんにゃく』

 

【凍みこんにゃくについて】

「凍みこんにゃく」の調理法で、一般的なのが「煮しめ」です。砂糖、酒、しょうゆ、みりんなどで味付をして、ご家庭の味を楽しむのが一番です。最近は「天ぷら」や「フライ」、「お吸い物」の具など、さまざまな調理法が考案されています。また、カロリーゼロで繊維質やカルシウムを多く含む「凍みこんにゃく」は、健康食品として注目されており、乾燥状態を保てば、50年経っても食べられる優れた保存食でもあります。

 

問い合わせ先

常陸太田市販売流通対策課0294-72-8071

大子町観光商工課0295-72-1138

 

このページに関するお問い合わせ

知事直轄広報広聴課広報戦略室

茨城県水戸市笠原町978番6

電話番号:029-301-2123

FAX番号:029-301-2168

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