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更新日:2018年3月30日

公共事業等事前評価書

公共事業・非公共事業

担当部局

土木部道路建設課

国道グループ(内線4426)

作成年月日

平成20年3月21日

 

1.事業概要

(1)事業名

道路橋梁改築事業

(2)名称(めいしょう)

国道125号古河(こが)拡幅

(3)事業主体

茨城県

(4)国補・県単

国補

(5)箇所名

古河市西牛谷(にしうしがや)~三杉町(みすぎちょう)

(6)事業費及び負担割合

 

(単位:百万円)

区分

市町村

その他計

事業費

3,600

1,800

1,800

 

 

負担割合

50%

50%

(7)事業目的

古河市内の国道125号の国道4号三杉町交差点付近は交通量が多く,また沿道に工業団地,商業施設が立地していることから,慢性的な渋滞が発生しており,当区間の死傷事故率も高い。このため,バイパス整備及び沿道で行われている土地区画整理事業と合わせた現道拡幅整備により,交通混雑の緩和と,沿道における歩行者・自転車の交通安全の確保を図り,地域の健全な発展に寄与するものである。

(8)計画概要

事業延長L=1,400m

幅員W=25~27m(暫定2車線)

用地買収,改良工事,舗装工事

(9)予定期間等

 

事業採択予定

平成20年度

完成予定

平成27年度

(10)県計画の位置づけ

新茨城県総合計画「元気いばらき戦略プラン」(基本計画)

第1章

第5項

第1節

広域的な幹線道路網の整備

  • 陸・海・空の交通拠点をネットワーク化する幹線道路の整備
  • 都市・地域間の連携を強化する広域的な幹線道路の整備
  • 渋滞ポイントの解消,死傷事故率の高い区間の重点的な整備

(11)事業検討の経過

  • 昭和44年度都市計画決定
  • 昭和52年度都市計画一部変更,事業説明会,測量,境界立会
  • 昭和56年度国補事業着手(東野田古河線~三杉町,0.7キロメートル)
  • 昭和59年度国補事業休止
  • 平成6年度地元地権者懇談会(23名出席…「早急に実施すべき」)
  • 平成12年度国道4号交差点部の計画協議(宇都宮国道)…「支障なし」
  • 平成17年度古河市より県議会へ要望(1位、H18・19も1位)
  • 平成19年度補助事業の採択(小規模二次改築)を国交省へ要望
  • 平成20年度新規補助事業採択予定

(12)管理運営

道路法第13条の規定により,茨城県が維持管理を行う。

2.評価内容

(1)事業の必要性

 

1.古河市内の沿道には工業団地,商業施設が立地し,交通量が多く,かつ大型車の混入率も高いため,慢性的な渋滞が発生している。

  • 国道125号交通量(道路交通センサスより)

道路交通センサス

平日交通量(台/日)

大型車混入率

平日混雑度

H9(古河市東牛谷)

19,532

16%

1.17

H17(古河市西牛谷)

19,550

26%

1.36

2.国道4号との交差点である三杉町交差点は右折レーンがなく,交差点容量が不足し,本交差点を先頭とした激しい渋滞が発生。

  • 三杉町交差点の交差点飽和度1.11
  • 最大渋滞長1,200m
  • 茨城県道路移動性向上委員会において移動性阻害箇所に指定

3.当該区間は死傷事故率が高く,茨城県安全性向上プロジェクト委員会において交通安全要対策箇所として位置付けられている。(別紙グラフ参照) 

これらのことから,本路線の交通混雑の緩和と,沿道における交通安全の確保が喫緊の課題となっている。

今回のルートは,昭和44年に都市計画決定済みであり,都市計画法の規制がかかっているため既設の物件が少なく,国道4号までの距離が最も短い案である。現道拡幅案は,現道の両側に既に大規模店舗(約20件)や住宅等(約40件)がはりついており,極めて不経済である。

(2)事業の有効性

 

効果予測

項目

事業なし

事業あり

三杉町交差点飽和度

1.11

0.85

当路線の現況は交通量に対し現道の車線数が少ないため交通容量不足となっており,また三杉町交差点に右折レーンが無いことも渋滞の原因となっている。

現況の三杉町交差点飽和度=1.11…円滑な交通処理が困難な状況

整備後三杉町交差点飽和度=0.85…国道4号を北へ向かう車や,国道125号現道の渋滞を避ける車がバイパスを利用し交通量が分散する

古河市が整備する都市計画道路が完成することで,県道野木古河線までの利用ができるようになり,目的に合わせて多彩なアクセス選択が可能

また死傷事故率の低減も期待される(県内平均の5.7倍,イエローゾーン箇所の解消)。

このように渋滞の原因を解消し,沿道における交通安全を確保するために本事業は有効である。

(3)事業の妥当性

新茨城県総合計画「元気いばらき戦略プラン」(基本計画)第1章第5項第1節において,渋滞ポイントの解消に努めるとともに,死傷事故率の高い区間の重点的な整備を進めるとされており,本事業は妥当なものであると言える。

(4)事業の優先性

 

  1. 二つの委員会の中で渋滞・交通安全対策が早期に必要な箇所とされている。
  2. 古河市でH23年度から都市計画道路に着手予定であり,同時期に整備することにより,さらなる事業効果を発現させることができる。
  3. 昭和56年度に事業着手後,地元の反対により事業を中止したが,現在は当時の反対者も賛成に転じ,早期に開通させてほしいという地元の声が強い。
  4. 古河駅東部土地区画整理事業の事業期間がH9~24年度であり,H24年度までに地区内の道路整備を完了させなければならない。

以上より本事業は県の国道事業予定箇所の中で特に優先順位が高い。

(5)事業の効率性

ア)事業の効果

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イ)地域間格差の是正

B:主な効果48億円(基準年における現在価値)

(効果項目)

  1. 渋滞の緩和(47億円)
    三杉町交差点を中心に発生している現道の渋滞の緩和
    約18万人時間/年の削減
    (整備前57.1万人時間/年→整備後38.9万人時間/年)
  2. 交通安全の向上(1億円)
    死傷事故率の低減
    (県平均の約5.7倍、イエローゾーン箇所の解消)
  3. 関連事業との一体的な整備
    古河駅東部土地区画整理事業により沿道の計画的な土地利用(市街地開発への支援)。
    古河市による新設交差点先の都市計画道路の整備により,さらなる渋滞緩和,安全な道路環境の確保ができる。

C:主な費用27億円(基準年における現在価値)

 

(費用項目)

事業費26億円

維持修繕費1億円

 

基準年における現在価値に換算した主な効果のうち,貨幣化が可能な1.2.について事業の効率性を分析した結果は以下のとおりである。

参考となる指標B/C=1.8

 

該当なし

(6)県民意見の反映

平成6年9月の地権者懇談会において,「早急に事業を実施すべきで,行政側でも即,対応してほしい」という出席者全員の意見であった。(関係地権者23名出席)

(7)自然環境への配慮

整備により削減される自動車からのCO2排出量

約5,600t/年

 

(8)特記事項

 

3.実施に際しての留意点

整備効果を最大限に発揮させるため,古河市事業区間と連携して整備を進める。

土地区画整理事業と一体的に整備することにより沿線開発を支援する。

4.総合評価

三杉町交差点を中心とする激しい混雑の緩和と沿道における交通安全の確保,並びに沿道で行われている土地区画整理事業の支援を図るため,事業の早期実施が必要である。

このページに関するお問い合わせ

政策企画部政策調整課政策

茨城県水戸市笠原町978番6

電話番号:029-301-2025

FAX番号:029-301-2039

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