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更新日:2018年3月30日

平成14年度第1回公共事業再評価委員会議事録6

委員
直接この事項ではないのですが,たとえば3番の地域用水環境整備事業とかありますよね。これはもちろん用水池の安全性などからすると必要な面があると思います。一面ではレクリエーション用地提供ということで,土木の方からすると公園街路事業等との一種の共通性を持っている事業ということになりますよね。そういうことを考えたときに,全体からの見地では,県としての公園レクリエーション系の全体計画というようなものと,農水におけるこういう種類の事業。今回のものであれば,そう遠くないところに砂沼があるよという,調整はどのようにされているのでしょうか。要するに個別にこの一項目一項目を見ていった段階ではすべて納得せざるを得ないのだけれど,全体としてその事業を見てみると少しやり過ぎではないかという面が出て来るところがあるのかなと思ってご質問した次第です。

事務局
今,委員から公園的なもので目を通しまして横の調整だと思うのですが,現実的にはこういうことをする場合に,もともと農業の用水路がある,ため池があるというときにはきちんと管理することが前提としてあります。それに合わせて環境を良くして,他のいろいろな人が入り込んで自然に親しむ,水に親しむというふうなことで,現実的には公園的なものは,ここに何があってという調整はされていない。

委員
今,各委員が言われたことをもうちょっと端的に申し上げたいと思うのです。私は,この委員会の進め方の問題だと思うのだけれども,前々からそれについて苦情を言っているのですが,我々委員も,こういう資料を提供される県の方も,いずれもこういうことを始めたのは最近ですから慣れない面があって,テクニカルに難しい面があるのです。我々としては,毎年やっていくなかで案を出して改善していかなくてはならない。2時間説明を聞いても,資料に書いてあること以外に何も分からないというのは,時間の無駄だと思います。
たとえば防災事業だということで原研の地先の海岸のことをおっしゃっていましたが,どういう災害に対して守るのかがどこにも書いてないのですよね。それからまた何でそれを農水がやるのかというのも,私にとっては非常に不思議なことです。そういう公式の文章以外に説明を要する部分,特に重要だと思われるところをかいつまんで説明した方がいいのではないか。
もうひとつは,先ほどから出ているご意見は,私も非常に強く感じているところでして,それは何かというとですね,費用対効果で節約だと,こんな新材料が出たから200万円節約になったというのはそれで結構ですが,ですけれどもたとえば,ヘッドランドを40基とおっしゃいましたよね。あのヘッドランドというのは,私はその方面はあまり強くないですが,普通の突堤などに比べると非常にお金のかかるものです。あれだけの広い範囲をカバーするのに,何でヘッドランドを使わなくてはならないのか。突堤ではいけないのか。それだったら,費用が何百万円節約になるという話ではなく,3分の1で済むかもしれない,場合によっては。だからどうしてこの工法を選ばなくてはならないのかということについても説明があるべきだと思いますし,それからもうひとつは,県全体としてみたときに,下水道事業でも道路事業でも,やらなくてはならないところはいっぱいあると思うのです。そのなかでなぜこれをやるのかというところが問題なのだと思います。ところが個別の問題として,この道路は必要ですかといわれたら,みんな必要だという。だけど他にも必要なものがあるでしょうとなってしまうのです。ですからそれを一斉にやると,我々が県のその土木事業を全部勉強しなくてはいけなくなってしまう。それは不可能ですから,毎年重点項目を決めるとかして,今年は道路事業優先で勉強しようと,道路事業についての概括的な知識というものを我々に与えていただくというような努力も一方ではしていく必要があるのではないかと思う。積み重ねることによって,だんだん説明もうまくなるし,我々の方も情報公開で知識が増え,正当な判断ができるようになる。そういう努力を我々がしていくべきなのだということです。ちょっと全体像の見えないところで,一部一部を見て評価しろといわれてもなかなかできないという,そういう欲求不満がみんなにあるのだということです。

委員
道路にしても河川にしても,ここで全部を見ることはできないので,全体で見ている審議会等はそれぞれあって,その部分はこれのトータルプランはどこかで見てもらっておりますという話しをしていただいた上で,我々はこれについては個別のものだけを見ればいいとかというようなところの説明を加えていただいて,ここで全部の県の5カ年計画を見直すというのはちょっときついと思います。

委員
そうですね。それから全体計画としてこれくらい事業費をかけるという問題については,現在の経済状況から諸般の状況,財政を考えて,どのくらい事業費を出すのかというのは,この委員会の仕事というよりは県議会の仕事ではないかというふうに私は思います。

委員
私がさっき質問したのは,私が知っている部門でたとえば道路系だと広域農道とかを合わせて,道路のマスタープラン農水系と土木系があるがこれはどうなのだという意味です。

委員長
ただ問題はそうすると,この再評価要項をそもそも変えないとだめなのです。いまの視点は,時間で見ましょうということなのです。だからどの事業が重要であるとか,どれとどれが関係しているから,それを合わせて見ましょうとかいう話にはなっていないのです。ですからこれを変えて,県としての優先度はどこにあるとか,総合的に評価すればどうだということを,この要綱に入れなければだめなので,この要綱に従ってやる限りは,個別事業を時間で切って,そこで見ましょうと。せいぜいできることはそこで浮かび上がってきた,あとでちょっと提案させていただきたいと思うのですが,たとえば伊奈・谷和原なんかか関連するところがたくさん出ていますね。そうすると17年度開通,オープンというときに下水はどうだ,道路はどうだということを,この時間で切った範囲で見ていくということをせざるを得ないので,要項自体の問題が出て来るということです。先生方がいう議論は,よくわかっているのですが,そうするとそもそもの観点を変えていかなくてはならないということです。
時間がありませんので,少し詳細審議をする事業を選ぶということにしたいと思います。お手元の資料で,抽出参考資料というのがございます。まさにこれは,いまの視点で事業採択から5年経過したあとも未着工であるとか,10年経って完成見通しがさらに10年経たないと終わりそうもないものとかです。どれが重要か重要でないかという視点は入っていませんで,まさに時間で切っています。そういうようなことで,区分けをしてあります。そのなかで,ちょっと事務局で説明をしていただけますか。どういう範疇で切り出して来ると,こういうものが上がって来るかというのを。

事務局
それではご説明させていただきます。県事業と町村事業で分けています。事業採択から5年を経過した事業については該当ありません。2番目の事業採択後10年を経過し,完成見通しはおおむね10年後の平成24年という事業というのが3つございます。9番の関連公共事業の中通川,10番の同じく関連公共事業の中通川防災調節池,それから12番の日立港本港地区防波堤整備事業というこの3つの事業です。
3番目に事業採択後10年を経過し,完成見通しが平成23年度までのもので計画見直しを行う予定の事業が2つあります。昨年度ご審議をお願い致しました関係の関連公共事業で,1番の東楢戸・台線と,21番の大北川総合開発事業2事業です。4番目に事業進捗が50%未満または,当初の計画期間内の完成がない事業として10事業ほどございます。
1番の住宅宅地関連公共施設等総合整備事業,2番の海岸防災林造成事業,5番の道路橋梁改築事業,9番の住宅宅地関連の中通川,10番の中通川の防災調整池,12番の日立港本港地区,15番の結城の住宅関連事業ですが作の谷松木合線,18番の街路改良事業の松岡町上小橋線,22番の大谷和原川総合開発事業です。
それから町村事業につきましては4番の事業進捗率50%未満というところに該当するのが,千代川村の公共下水道事業です。以上です。

委員長
ありがとうございました。そういうことで,この中から精査をする事業を選んでいかなくてはならないということです。何かご意見はありますでしょうか。

委員
今の先生方のお話を伺って,時間で切ることの危険性というものをすごく私も感じたのです。それで,今日初めて出席させていただいていますので,ちょっとピントが外れているかもしれないのですが,一応今日の役割で発言させていただきます。私はつくばエクスプレス新駅設置のときの委員と,スマートコリドールの情報交流空間の委員をやってきましたので,沿線開発にいろいろと関わらせていただきながら,県の中で非常に重要な新線が来ることによって沿線をとにかく成功させなければいけないというのは,私自身が住んでいるという意識もあってとても重要視しているわけなのです。それで今回の1番の伊奈町と谷和原のことなのですが,この中だけで効果の数値を見てしまうと1.いくつと見てしまうのですが,やはり全体の中でこれがどういう部分の存在なのかという視点を入れないと,ただ効果がない,あるという決定だとまずいのではないかなと思いました。
もうひとつは,委員からも費用対効果のところでお話がありましたが,やはり費用だけではなくてそれに付加価値をつけることによって,全体的な費用対効果が高められるということもあるのではないかと思いました。この事業自身をどう見るということよりも,それを全体としてやはり魅力を高めていくための部分というとらえ方をしていくことも必要なのではないかなというふうに考えました。新しい手法とか,新しい公的空間の創出の視点というのもこれからはこういう時代なので大事なものではないかなと,自分自身もこれを見ながら感じた次第です。

委員長
それでですね,先ほどから委員の皆さんからの発言を聞いていると,22番の大谷原川ですね,これは再審査ということになるわけですが,これについてはちょっと精査をしてみる必要があるのではないかということですね。進捗状況が悪いというのもありますね。それからもうひとつのポイントになるのは,住宅宅地関連公共施設等総合整備事業と大変長たらしい事業名で出て来るものが沢山あるのです。1番,6番,7番,9番,10番,15番,そして町村事業で3番です。これはだいたい伊奈・谷和原関係なのです。これを個別事業ということではなくて,こういう事業をやったらいったい,宅地開発事業というのはどういう効果があるか,あるいはどういう風に進めたらいいのかという議論ができるのできるのではないかと思うのですがどうですか。つまり,時間で切って出て来る事業をひとつひとつ見るというよりは,全体像としてどうだという議論をここでやってみると。そうすると先ほどの費用対効果の測定はどうだとか,その場合の考慮すべき要因というのはどういうことだというようなことで,委員会の審議の進め方を少し勉強することができるのではないかというような気がします。

委員
それは昨年の部分も含めてみたいな形にしないと,どちらかというとこの中の主要な部分は昨年の事業で,それを補完するようなものが今回のセットですね。

委員長
先ほども昨年度の意見に対する取扱いということで説明がありましたから,当然それとの連続性が出てきます。ということが二つ目の問題です。それから3番目として,ちょっと何を取り上げるかというと,進捗率がかなり進んできているものについては問題がないというふうに考えれば,進捗率が低いものとなるとたとえば日立港本港地区の事業期間が長くてしかも進捗率がちょっと遅れている。

委員
この辺は何がいいのか,先ほどから私も眺めているのですが難しいと思うのです。先ほど委員長から,時間で切ってというのが要望であるとありましたが,確かにそれがこの委員会の本来の仕事。ただ我々としては,建設省で一応認可を受けなくてはならないから,形式的にこういう委員会をやらなくてはいけないのだということでやるにしては,ちょっと時間の無駄だと思っている。やはり,もうちょっと意味のあるものにしていきたいと思っているのです。それには我々に判断力がなければいけないわけで,ある程度勉強をしていく必要があります。
谷和原の件については,昨年度議論をして必ずしもそれで完全な結論が出たわけでもないし,関連事業として色々なものを見ていくことは非常に結構ではないかと思う。このダムの問題は,小山ダムはもう完成間際なので,今さらどうしようもないのですが,もうひとつのダムは時流からいっても当然見るべきだと思う。委員長のご意見にまったく賛同です。あとは,去年川を見たという経緯がありますので,今年はできれば港湾か海岸関係の方の事業をひとつぐらい勉強するのもいいかなという気がします。どれが妥当なのだといわれたときに非常に難しい。沖防波堤については非常にお金がかかるので少しずつやっているのですが,船に乗って行ってみてもそこにあるだけで非常に単純な話なので,私は海岸のヘッドランドの方が良くないかと思います。根の深い問題であると思いますし。港湾の場合は,比較的作ったらそれだけ儲かるという関係がはっきりしていますが,防災の方がむしろそういう点は難しいかという気がします。精査は何カ所ぐらい選ぶのですか。

事務局
昨年は4事業だったと思います。

委員
私の受ける印象としては,今年は目立つものはその2つ位であとはちょぼちょぼかなという気がするので,それだったらいっそのこといままで見てこなかったような海岸港湾関係でひとつ,それから道路関係をひとつくらいやったらどうなのかなと考えています。

委員
参考までに事務局ではどのように考えているのですか。どういうように抽出していいのか,叩き台を出してくださいよ。
ひとつには,経費の大きいものという見方もありますよね。

委員長
何年かにわたってこういうものをやったという記録がありましたら出していただきたい。どんな種類をやったのか。

委員
道路というと,太田東バイパスくらい。

委員
委員長,原点に戻って設置要綱というのを見れば,やはりまさに1,2,3と書いてあって,再評価を実施する事業の一覧表の提出を受けて社会情勢等を勘案して,新対象,いまこれを抽出していますよね。次は,対応方針に対し不適切または改善する点があると認めたときは,意見の具申を行うというのが2番目にあります。あるいは,事業の特性や技術的判断を適切に反映したと。あまりグローバルに私たちは専門家ではないのでということで,時間で切ってそのもので,前回の緒川ダムではありませんが,時間の経緯とともに代替案がある場合は大胆にここで審議するというようなことで,問題があるものは何かと抽出してもらってそれをやった方がいいのではないかと思うのです。いっぱいあり過ぎて,抽出が難しいものですから。

委員
委員長がおっしゃったような,終わりかけているものは今さら見てもしょうがないですから。港の関係では,沖防波堤は議論のしようがないのでやるなら鹿島港かという気がしますが,これはかなり終わってますよね。

委員長
鹿島港は用地が終わりましたから大体いけると思うのです。

委員
ヘッドランドの場合これ自体は数10億くらいでそれほど大きな経費ではないけれど,実は一連の事業の一部ですから,全体の事業としてみれば100億の事業ですよね。ですからこれの方がいいかもしれないですね。8番。

委員長
22番大谷原川,8番ヘッドランドでしょう。海岸侵食。それから街路でいうと5番か18番のどちらかですね。

委員
件数が多いのからいうと,街路公園の方ですね,もうひとつは。

委員長
進捗度が低いのは,境町の18番です。18番にしますか。

委員
ただ,これは新しいですよね。わずか1キロメートルですね。用地でしょうねおそらく。あの辺は用地が難しいから。

委員
しかし行ってみたら地主が頑固で,それが解決すれば進んだというところに行っても。

委員長
見に行くのではないですよ。見に行くのでなく,ここで審議しても。もっと根本的に議論するものを選びたい。

委員
私は持論なのですが,国益や公共の益の事業のときにはプロセスや民主主義が大事だけどね。一人のために道路が曲がったり,百里基地が曲がったり,成田があれだけ遅れたりというのはとんでもないし本当にそれこそ声を大にしたい。

委員
それこそ財産権の問題ですから,それはそう簡単にはいかないんじゃないですか。

委員長
はい,それでは伊奈・谷和原関係についてはもう一度総合的に…。

委員
ただ,伊奈・谷和原関係で道路の一部は議論に入って来るかもしれないですよね。そうしますと,もうひとつ公園ではどうでしょう。

委員長
公園は,完成度が高いのですよ。ですから,22番,それから先ほどの海岸の8番,18番,それから伊奈谷和原関連の4本ということにしましょう。
それで次はですね,伊奈谷和原は昨年現地を見たりしていますから,現地を見るとすると22番を見たいと思います。これは前回の審議ではまだここがいいとか,用地はこうだとかいうことは決まっていなくて,ただ必要性が非常に強い,地元からの要請が強いということで,もうちょっと調査をして適地があればということで前回審議をしたのです。ですから,もう一度現地を見るということもあるし,地元で浅井戸でやっていて,どうしても浅井戸では対応できないというような本当の事情があるのかどうかという地元のご意見を聞いてみたい気がします。

委員
0%ですから,行っても何もないのですが状況を見ることはできますね。あそこは,国有地ということで始まったのですよね。むしろテクニカルな問題なのですよね。
代替の方の結論がまだ出ていないという段階だから,今審議することは非常に難しいけれども,追々資料も出て来ると思うし。それから,もしこの中で去年みたいにいくつか見に行こうということになるのなら,私の希望としてはなるべく秋くらいにやっていただきたい。

委員長
以上で今日の概要の説明をいただいて,それから精査をすべき議案を出していただいたということになります。第2回の日程と現地調査,秋のあまり寒くならない時期にやるということですので,その日程は後ほど事務局から提案をしていただくことにしまして,議事はこの辺で終わりにしたいと思います。事務局の方から第2回の日程と現地調査について案がありましたら,お話しください。

事務局
私どもの方で,秋というお話があったものですから,2日ほど用意しました。10月の10日と11日頃。10日木曜日午前,あるいは11日金曜日のは午後なのですが,この辺で第2回目の会議はいかがでしょう。10日でよろしいですか。では追って,委員長とまた再度調整してお図りいたしたいと思います。現地調査を10月の17日の木曜,あるいは18日の金曜日ということで,第2回の会議の1週間遅れで計画したのですが,ここあたりで現地調査をしてはいかがでしょう。これを仮日程ということで予約させていただきます。

委員長
第2回がどちらに決まるかで,現地調査はずらしましょう。どちらかには出てもらえるように。

事務局
この日程の中で再度調整したいと思います。

委員
できればその前の委員会で,現地調査の下敷きも用意しておいてください。

事務局
わかりました。

委員長
それでは,どうも長時間,予定した時間をかなりオーバーいたしましたが,大変熱心にご議論をいただきまして,ありがとうございました。次回以降もよろしくお願いいたします。

事務局
本日は,長い間ご苦労さまでした。ではこれにて閉会いたします。

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