先天性風しん症候群の発生予防について
(平成16年4月)
風しんの流行状況
今年になって、一部の地域(鹿児島県、群馬県、大分県、宮城県、埼玉県)において患者数が数多く発生している状況にあります。
過去5年間には年間0から1例の発生件数であった先天性風しん症候群の患児が、今年は3月7日時点ですでに2件報告されています。
また、日本産婦人科医会および国立感染症研究所等には、産婦人科医から妊娠中の風しん罹患事例の相談が寄せられており、先天性風しん症候群患者の発生が懸念されています。
風しんの予防接種を受けましょう
現在、予防接種法に基づいた定期接種として風しんの予防接種を受けることができるのは、生後12ヶ月から90ヶ月未満の小児です。
風しんの予防接種をまだ受けていない人、風しんにまだかかったことのない人は、是非、風しんの予防接種を受けましょう。
なぜ風しんの予防接種を受けたほうがいいの?
妊娠初期の女性が風しんにかかると、先天性風しん症候群の赤ちゃんが生まれる可能性が高いと言われています。妊娠中の女性でなくても、かかるとまれに血小板減少性紫斑病や脳炎という重い合併症を併発することがあります。また、大人は子供より重症になる場合が多いといわれています。
風しんとはどんな病気?
風しんウイルスに感染してから14日から21日の潜伏期間の後、発熱とともに全身の淡い発疹が出現します。通常3日程度で消失し、麻しん(はしか)のように発疹のあとが長く残ることはありません。一般に三日ばしかとも呼ばれている病気です。 妊娠中の女性が風しんに罹患した場合どうなるの?
妊娠初期の女性が風しんに罹患すると、風しんウイルスが胎盤を介して胎児に感染し、出生児が先天性風しん症候群という病気を発生することがあります。
先天性風しん症候群とはどういう病気?
妊娠中の感染時期により重傷度、症状が異なりますが、妊娠2ヶ月以内の女性が風しんにかかると、赤ちゃんは白内障、先天性の心臓病、難聴の2つ以上を持って生まれてくることが多いと言われています。妊娠3ヶ月から5ヶ月に感染した場合でも難聴が多くみられます。その他、子宮内での発育が遅い、網膜の病気、緑内障、小頭症、髄膜炎、精神運動発達に遅れがある、肝臓や脾臓が腫れる、血小板減少性紫斑病などといった症状が赤ちゃんに認められる場合があります。
参考
〒306-0005 茨城県古河市北町6-22
担当課:健康指導課
TEL: 0280-32-3021(代表) FAX: 0280-32-4323
Eメールによる問い合わせはこちら |
 |
|