レジオネラ症防止のためには

 最近,入浴施設でレジオネラ症の感染例が相次いで発生しており,死亡例も報告されています。レジオネラ症は,レジオネラ属菌に汚染された水の飛まつが呼吸器系に入り,発熱や肺炎等の症状を引き起こす病気です。

レジオネラ属菌は,循環式浴槽(24時間風呂など)や空調用の冷却塔,加湿器などで繁殖し感染源となるため,これらの設備や器具の使用,維持管理には十分な注意が必要です。

《レジオネラ症について》

●レジオネラ症には,レジオネラ肺炎とポンティアック熱があります。

◇レジオネラ肺炎は,2〜10日の潜伏期の後,悪寒,高熱,呼吸困難等の症状があらわれ,重症になると死亡する場合があります。

◇ポンティアック熱は,インフルエンザに似た症状を起こしますが,一般に軽症で数日で軽快します。

●レジオネラ症にかかりやすいのは,病人や高齢者,乳幼児など抵抗力の弱い人です。

《予防のポイント》

 レジオネラ症の予防対策の基本は,感染源となる設備や器具の衛生的な管理を行い,菌の増殖を防止することです。もし,十分な管理ができない場合や安全対策がなされていない場合には,設備や器具の使用を避けることも考えなくてはなりません。また,レジオネラ属菌が生息しているかどうかの確認には,専門の機関での水質検査が必要です。

●家庭で注意すること

 ◇循環式浴槽

    風呂水はこまめに交換しましょう。

    風呂水や浴槽の壁面を毎日チェックし,にごりや壁面のぬめりなどがある場合は,循環設備や浴槽を十分清掃し,風呂水を交換しましょう。

    取扱説明書等に従って管理しましょう。(定期的にろ過装置の点検やフィルター等の交換をしましょう)

    風呂水はシャワーに使用しないようにしましょう。

◇加湿器(超音波式)

    タンク内の水は毎日取り替え,加湿には水道水を使用しましょう。

    タンク内部を絶えず洗浄して清潔にしておきましょう。

    使用しない時はタンク内の水は抜いておきましょう。

●施設管理者が注意すること

 循環式浴槽,冷却塔,公園の噴水など,水利用施設の管理者は,施設をレジオネラ症の感染源としないために,十分な自主管理を行うことが必要です。特に,水(湯)を循環して使用している設備については,計画的に衛生管理(点検・清掃・消毒など)を実施し,その記録を保存しましょう。

 また,衛生管理状況を確認するために,レジオネラ属菌検査を定期的に実施しましょう。



 ★旅館・公衆浴場等におけるレジオネラ症防止対策

●入浴施設をお持ちの旅館・公衆浴場営業者の方へ

  ◇平成15年10月からレジオネラ症の防止対策を盛り込んだ条例が施行されました。(PDFファイル)

  ◇入浴施設におけるレジオネラ症発生防止にかかる衛生措置ガイドライン(PDFファイル)

      条例で定めた基準以外にも,レジオネラ症の防止に有効な対策があります。このため,これらの対策と条例で定めた対策を合わせて,営業者が自主的に施設の維持管理をする際の指標となるようガイドラインを策定しました。

  ◇入浴施設衛生管理責任者制度運営要綱(PDFファイル)

  ◇点検記録表の例(マイクロソフト エクセルファイル)

      レジオネラ症の対策では,自主管理が重要となります。このため,条例で設置を義務付けた「入浴施設衛生管理責任者」制度が円滑に運営できるよう,その行なうべき業務などを定めました。

  ◇レジオネラ属菌等検査機関一覧(PDFファイル)

      平成15年7月1日現在の検査機関一覧

●県民の方へのお願い

  ◇入浴する際のマナー(PDFファイル)

      レジオネラ症防止のため,入浴者も気をつけるようにしましょう。



★茨城県レジオネラ症防止対策連絡研究会の開催状況 



 厚生労働省のレジオネラ症防止対策ホームページへのリンク


問い合わせ先

 各保健所衛生課 環境衛生担当  又は

 保健福祉部生活衛生課 環境・動物愛護担当

  水戸市笠原町978番6

029−301−3418(ダイヤルイン)

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