茨城県こころの医療センター

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院長あいさつ

茨城県立こころの医療センター病院長 土井 永史

 平成23年は,私たち日本人にとって記憶すべき年となりました。季節の花が梅から桜へ移ろうとしていた矢先の3月11日,千年に一度という規模の巨大地震が発生したのです。想像を絶する巨大津波で国民が営々として築いてきたかけがえのない生活の場が破壊され,多くの尊い人命が失われました。

 そして,二次的に派生した原子力発電所の事故のために,今なお終息の起点すら見えない危機的状況が続いています。このようななかで,私たちは「こころの医療センタ―」誕生の日を迎えました。

 この地震のために,震度7にも耐えるように設計されていた新病院1F外来ホールの広い強化ガラスの一部が破損し,床などの一部に変形が生じ開院日が延期となりました。しかし,この地震を契機に,「患者さんの安全と安心を護る」ための職員の連携した動きがはっきりと示されました。危機に際して自然な形でこのような行動をとることができたことに,私たちはささやかな誇りを感じます。このチーム力こそが「こころの医療センタ―」新生の起爆力です。

 また,本年4月から社会復帰支援部を「福祉連携サービス部」へと組織を再編成し,デイケアと作業療法部門は統合されて「リハビリテーション部」に生まれ変わりました。

 これらを総動員して「地域に開かれた中核病院」「専門家を育てる専門病院」そして「全国に発信する先進病院」を目指します。

平成23年10月 1日 
茨城県立こころの医療センター

病院長 土井 永史

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