『〜茨城みずべシンポジウム〜 私たちの水辺を見直そう!』



 平成20年9月28日、常陸太田市障害学習センターふれあいホールにて「茨城みずべシンポジウム」が開催されました。シンポジウムには漁業者関係者やつり人など約100名の方が参加しました。

 茨城の川や湖の紹介、川での遊び方についての講演が2題あったのち、川や湖など内水面の多面的機能について経済的な視点から研究されている、日本水産資源保護協会派遣講師である玉置泰司氏に講演いただきました。



                                                       
                玉置氏の講演                         質問する参加者

見直すべき私たちの水辺


玉置さんからは、水辺のもつアメニティ(地域住民や旅行者にやすらぎを与えてくれるもの、美しい水や風景、魚や水鳥などの生物など)の大切さについて、多くのものは市場がないため価値が評価されておらず、失われやすい、また、一度失われると復活が困難であるとのご指摘がありました。

漁業者が参加している清掃活動、水質浄化活動、外来魚駆除活動、子供たちへの環境教育などの価値は下水道事業等の既存の社会経済行為から価格に換算するとすぐにウン億円という数字となり、びっくりされた方も多かったのではないでしょうか?

総合討論では、会議参加者から、川を大切に思うゆえのさまざまな問題点のご指摘がありました。
上流から流れる砂の問題、子供が川で遊びづらくなったこと、飲み水としての問題などです。

川は県をまたいで流れているので、
隣県と合同でシンポジウムを開催したらどうかといった積極的な意見もありました。

また、「いろいろな川のアユを食べたけれども、久慈川のアユの味は1番だ。」という主張もありました。

茨城にはまだまだすばらしい水辺が残っています。
今後も、私たちの水辺や生物を大切にし、これから、何ができるか、皆様といっしょに考えていきましょう!!



講演

題目 茨城の川や湖は自然がいっぱい                                    
         演者 金光 究 氏 (茨城県内水面水産試験場)

題目 川で遊ぼう! 川はいろいろなことを教えてくれます                         
         演者 角田 恒己 氏(日本友釣同好会日立支部)
                      (レクリエーションコーディネーター)
                      (科学教育ボランティア おもしろ理科先生)

題目 川や湖が私たちに与えてくれるもの  -目に見えない価値を計ってみると?−         

         演者:(社) 日本水産資源保護協会 派遣講師
            玉置 泰治 氏(独立行政法人 水産総合研究センター)