○ 水を育む
森林の土は,穴の多いスポンジのようになっており,水をすみやかに地中にしみ
こませることができます。 その能力は,裸地の3倍という報告もあります。
森林は,雨水を地下水として蓄え,少しずつ川に流すので,洪水や水不足を緩
和させるはたらきを持っています。 |
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○ 県土の保全
森林の中は,木から落ちた枝や葉などのよって地面が覆われているので,雨に
よって地面が削れたり,土が流れ出たりすることを防いでいます。
土や砂が流れ出る量は,裸地の1/150という報告があります。 |
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○ 地球温暖化の防止
森林は,地球温暖化の原因となっている二酸化炭素を吸収して貯えることがで
きます。
その量は,年間9,700万トン。また,国民の年間呼吸量の2倍に相当する年間
7,100万トンの酸素を出しています。
50年生のスギ人工林は1ヘクタールあたり約170トンの炭素を貯蔵しており,1
本あたり1年間で約3.8キログラム(約14キログラムの二酸化炭素)を吸収すると
いうデータがあります。人間1人が呼吸により排出する二酸化炭素は,年間約320
キログラムなので,およそスギ23本の年間吸収量と同じということになります。
(資料:岐阜県収穫予想表に基づく試算) |
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○ 野生生物のすみか
森林は約200種類の鳥類,2万種の昆虫類をはじめとする多種多様な野生生物
のすみかとなっています。 |
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○ やすらぎ・憩いの場 森林空間には,美しい景観をはじめ豊かな自然があふれています。国民の7割は
年間に1度は森林を訪れています。
木に含まれる成分には,私たちを落ち着かせる効果があるようです。森林浴の主
な成分といわれているフィトンチッドによって,血圧が下がり脈拍も落ち着く結果が出
ている実験の事例があります。
森林は,ストレスの多い現代人にとって,リラックスできる空間になっています。 |
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