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更新日:2019年12月9日

下水道Q&A

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下水道ができる前はどうしていたの?

日本ではいつ頃下水道ができたの?

どのように汚れた水がきれいになるの?

下水道のはたらきにはどんなものがあるの?

処理場はなぜくさいの?

どうやってにおいをとるの?

現在、処理場には1日にどのくらいの下水が入ってくるの?




1.下水道ができる前はどうしていたの?

A1:江戸時代までは、一部が川などに流されたほか、し尿(糞尿)は重要な肥料として使用されていました。
江戸末期になると神戸や横浜の外国人居留地に外国人の手により下水道がつくられました。

2.日本ではいつ頃下水道ができたの?

A2:明治になって人口も増加し衛生面で問題がでてきて、明治10年代に日本人の手による下水道が横浜と東京神田につくられました(当時の下水道は下水をきれいにしないで、川や海に流していました)。


3.どのように汚れた水がきれいになるの?

A3:下水中の大きなゴミは自然に沈殿させます。小さなゴミや溶けている汚れは活性汚泥という微生物のかたまりに食べさせます。次に活性汚泥を自然に沈殿させた上澄み水は、砂などでろ過してきれいになります。さらに、安全のため消毒します。


4.下水道のはたらきにはどんなものがあるの?

A4:下水道はきれいな街やきれいな川をつくります。あわせて雨水管をつくり浸水に強い街をつくるのに重要な働きをしています。

・水洗トイレが使えます!
水洗トイレが使えると、衛生的になります。

・街がきれいになります!
街からカやハエがいなくなり、側溝やドブのいやなにおいもなくなります。

・川や湖、海がきれいになります!
汚水のたれ流しがなくなるので、川や湖、海がきれいになります。

・浸水を防ぎます!
雨水管ができれば雨水があふれなくなります。


5.処理場はなぜくさいの?

A5:家庭や工場などの事業所から出るときはにおいのない下水でも、下水道管を長い時間流れている間に一部腐敗し、悪臭のもととなるガスが発生します。
これが処理場でわずかですが、もれて出てくることがあるので、くさいにおいとなるのです。
また、沈殿したゴミを処理するときにも腐敗臭が発生するので、この一部が空気中にもれて、くさいにおいのもととなることがあります。


6.どうやってにおいをとるの?

A6:これら外にでてくるにおいは、施設にふた(覆蓋)をして出てこないようにしたり、活性炭などで取り除いたりしています。


7.現在、処理場には1日にどのくらいの下水が入ってくるの?現在、処理場には1日にどのくらいの下水が入ってくるの?

A7:現在、1日に処理場に入ってくる下水の量は、おおよそ125,000立方メートル(立方メートル)で、9日間で東京ドームがいっぱいになる量です。
平均的な家庭では1日で、おおよそ1立方メートルの下水を出します。

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土木部流域下水道事務所利根浄化センター

〒300-1622 茨城県北相馬郡利根町布川三番割

電話番号:0297-68-3301

FAX番号:0297-68-8011

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