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更新日:2017年9月5日
平成6月18日に古河市桜町地先の渡良瀬川左岸で古河市,坂東市,境町の二市一町合同による水防演習が古河市主催のもとに開催されました。
この二市一町合同水防演習では,利根川及び渡良瀬川両河川の洪水による水害の抑制及び堤防保全のために,消防団に水防工法を習得させることを目的として毎年行われ,境工事事務所の職員は,消防団に水防工法を指導する立場として毎年参加しております。
今年度は古河市消防団に準備工法3種(竹とげ,杭拵え,土のう作り)及び水防工法5種(シート張り,五徳縫い,折返し,積土のう,月の輪)を指導してまいりました。
開会式の様子 |
人員報告 |
今年度指導してきた水防工法の中でシート張り,五徳縫い,月の輪について紹介していきます。
この工法は,ブルーシート等に骨組みとなる竹や重しとなる土のうを結びつけたものを河川に投入し,川側法面の崩壊及び透水を防止するものです。
シート作成の様子 |
シートを設置している様子 |
この工法は,川裏法面に発生したき裂に対して,き裂を囲むように3本または4本の竹を地面に深く刺し,竹を縄で1つに結び,その上におもり土のうを載せることで法面の亀裂及び崩壊の拡大を防止するものです。
竹を地面に刺している様子 |
竹を縄で結んでいる様子 |
この工法は,川裏の漏水がみられる箇所を中心に土のうを半月状に積上げ,漏水した水を土のうの内側に一定量溜め,川側の水位差を小さくして水の圧力を弱め,堤防の崩壊を防止するものです。
月の輪作成の作業状況 |
月の輪完成 |
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