文部科学省及び茨城県による航空機モニタリング測定結果（修正版）

公開日　2011年8月31日

文部科学省及び茨城県の合同で実施した航空機モニタリングについて、8月30日の測定結果をお知らせいたしましたが、8月31日、文部科学省より結果の修正がございましたのでお知らせいたします。

修正内容

地表面に沈着した放射性セシウムの濃度について、県の北部地域の測定結果が大きくなっていたため、下方修正を行った。

実施概要

主催

文部科学省及び茨城県

調査日程

7月26日（火曜日）から8月2日（火曜日）

測定機材等

• 航空機：県防災ヘリコプター
• 測定器：航空機モニタリングシステム（国が米国エネルギー省から借用）

測定項目

• 地上1メートルにおける空間線量率
• 地表面における放射線セシウムの放射濃度

測定結果（修正版）

文部科学省及び茨城県による航空機モニタリング測定結果（修正版）【文部科学省報道資料提供】（PDF：2,398KB）

換算について

（参考）
放射性セシウム濃度の単位Bq/平方メートルのBq/kgへの換算について
土の比重を1.3g/立方センチメートル、深さを5センチメートルと仮定した場合、単位Bq/平方メートルを65分の1にすれば単位Bq/kgに換算することが出来ます。
なお、農林水産省が実施している農地土壌の調査では、深さ15センチメートルで土壌を採取しておりますので、今回の土壌中放射能濃度（単位Bq/平方メートル）を約200分の1にすれば農地土壌の値（単位Bq/kg）に換算することが出来ます。
（例）60,000Bq/平方メートルを（単位Bq/kg）に換算した場合
60,000(Bq/平方メートル)÷65＝920(Bq/kg)　 ＜深さ5センチメートル採土＞
また、これを農地土壌として換算した場合
60,000(Bq/平方メートル)÷200＝300(Bq/kg)　＜深さ15センチメートル採土＞
なお、農地土壌の稲作の作付け制限である、5,000Bq/kgを（単位Bq/平方メートル）に換算すると1,000,000Bq/平方メートルとなる

修正前の測定結果（8月30日）

文部科学省及び茨城県による航空機モニタリング測定結果（修正前）【文部科学省報道資料提供】