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更新日:2015年3月1日

福島第一原子力発電所事故に伴う県内水産物の分析結果について(5月3日現在)【漁政課】

公開日 2011年05月3日

本県沖の水産物の調査につきましては、東日本大震災以降,県内では漁港被害などから操業がすべて停止しておりましたが、再開の態勢が整った漁業協同組合から順次調査を行ってまいりました。
4月7日から13日まで水産庁が、また、4月11日からは県の調査船による定期的な調査も実施しております。現在の検査実績は、45魚種、合計115サンプルです。
また、水産加工品についても震災直後に検査を実施しております。

漁政課ホームページでも情報を提供しています。

分析調査を行った魚類

水産物

沿岸近くの表層から中層、または波打ち際に生息する魚介類(8種類)
イカナゴ
(コウナゴ)
ウバガイ
(ホッキガイ)
鹿島灘はまぐり サヨリ シラウオ
(イシカワシラウオ)
シラス スズキ ノレソレ
(アナゴの稚魚)
   
  • イカナゴ(コウナゴ)を除き,いずれも規制値を下回っています。
  • 採取日 平成23年4月1日から5月3日
  • サンプル数 合計39件
  • 放射性ヨウ素 平均41ベクレル/キログラム(最大260~最低検出せず)規制値2000ベクレル/キログラム注:イカナゴを除く
  • 放射性セシウム 平均38ベクレル/キログラム(最大294~最低検出せず)規制値500ベクレル/キログラム注:イカナゴを除く
近海の表層から中層に生息する魚介類(3種類)
カタクチイワシ マイワシ マサバ
  • いずれも規制値を下回っています。
  • 採取日 平成23年4月1日から4月25日
  • サンプル数 合計6件
  • 放射性ヨウ素 平均36ベクレル/キログラム(最大130~最低検出せず)規制値2000ベクレル/キログラム
  • 放射性セシウム 平均52ベクレル/キログラム(最大170~最低13)規制値500ベクレル/キログラム
沿岸から近海の中~底層に生息する魚介類(10種類)
ウスメバル
(アカメバル)
ウマヅラハギ ショウサイフグ シログチ
(イシモチ)
ジンドウイカ
(ミズイカ)
チダイ マダイ マフグ メバル
(クロメバル)
ヤリイカ
  • いずれも規制値を下回っています。
  • 採取日 平成23年3月31日から5月3日
  • サンプル数 合計11件
  • 放射性ヨウ素 平均3ベクレル/キログラム(最大13~最低検出せず)規制値2000ベクレル/キログラム
  • 放射性セシウム 平均11ベクレル/キログラム(最大69~最低検出せず)規制値500ベクレル/キログラム
浅い海底に生息する魚介類(15種類)
アイナメ アカエイ アカシタビラメ アナゴ イシガレイ
サルエビ ツマリカスベ
(エイの1種,サボミヤ)
ババガレイ
(ナメタガレイ)
ヒラツメガニ ヒラメ
ヌマガレイ ホウボウ マコガレイ マゴチ メイタガレイ
  • いずれも規制値を下回っています。
  • 採取日 平成23年3月31日から4月29日
  • サンプル数 合計38件
  • 放射性ヨウ素 平均10ベクレル/キログラム(最大260~最低検出せず)規制値2000ベクレル/キログラム
  • 放射性セシウム 平均5ベクレル/キログラム(最大23~最低検出せず)規制値500ベクレル/キログラム
深い海底に生息する魚介類(8種類)
アカガレイ アンコウ キチジ(キンキ) シライトマキバイ ボタンエビ
マダラ ヤナギダコ ヤナギムシガレイ    
  • いずれも規制値を下回っています。
  • 採取日 平成23年3月31日から4月29日
  • サンプル数 合計19件
  • 放射性ヨウ素 平均4ベクレル/キログラム(最大35~最低検出せず)規制値2000ベクレル/キログラム
  • 放射性セシウム 平均4ベクレル/キログラム(最大29~最低検出せず)規制値500ベクレル/キログラム
  • 注)平均値は検出しないものを0として計算しています
内水面の魚介類
シジミ
  • 規制値を下回っています。
  • 採取日 平成23年4月5日から4月21日
  • サンプル数 合計2件
  • 放射性ヨウ素 平均53ベクレル/キログラム(最大96~最低9)規制値2000ベクレル/キログラム
  • 放射性セシウム 平均48ベクレル/キログラム(最大68~最低28)規制値500ベクレル/キログラム

水産加工品

揚げかまぼこ シラス干し
  • いずれも規制値を下回っています。
  • 採取日 平成23年3月20日
  • サンプル数 合計2件
  • 放射性ヨウ素 検出せず規制値2000ベクレル/キログラム
  • 放射性セシウム 4ベクレル/キログラム~検出せず 規制値500ベクレル/キログラム

検査結果一覧(平成23年4月30日現在)(PDF:13KB)

茨城産 コウナゴの分析結果について

最新情報 コウナゴの分析結果(4月30日)(PDF:47KB)

本県沿岸で漁獲されるイカナゴ(コウナゴ)については、平成23年4月5日付けで安全が確認されるまで出荷を控えるようお願いしておりましたが、県内の漁業関係者でつくる県漁業関係震災対策本部は、4月30日、今期の操業を行わないことを決定しました。県では大洗町以北の海域で定期的に分析を実施しており、北茨城市沖及び高萩市沖以外のコウナゴからは規制値を超える値は検出されておりません。
なお、震災以降、県内でイカナゴ(コウナゴ)は一切水揚げされておりませんので、店頭に出回っている本県産コウナゴ(小女子)の煮干しや佃煮は心配ありません。

コウナゴの分析結果一覧(平成23年4月30日現在)(PDF:4KB)

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このページに関するお問い合わせ

農林水産部漁政課庶務

〒310-8555 茨城県水戸市笠原町978番6

電話番号:029-301-4066

FAX番号:029-301-4089

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