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更新日:2015年3月1日

牧草に含まれる放射性物質調査の結果について

公開日 2011年5月26日

牧草に含まれる放射性物質について、県内を3地域に区分し、県内9地点(各地域3地点)において、モニタリング調査を行った結果が判明しましたので、お知らせいたします。
県といたしましては、これまで、3月中旬以降刈り取った牧草の給与や放牧を控えるよう指導してきたところですが、引き続き「2調査結果を踏まえた県内の対応」に従って、畜産農家に対して、適正な飼養管理を行うよう、指導を徹底してまいります。

1調査結果

県環境放射線監視センター 5月25日(5月25日採取分)

地域

市町村名

放射能濃度(ベクレル/キログラム)
(上段:放射性ヨウ素)
(下段:放射性セシウム)

第1回目

第2回目

第3回目

採取日

測定値

採取日

測定値

採取日

測定値

県北

常陸太田市

5月12日

検出せず

5月25日

検出せず

※860

230

大子

5月12日

検出せず

5月25日

検出せず

56

※450

常陸大宮市

5月9日

11

5月12日

検出せず

5月25日

検出せず

148

120

129

県央・鹿行

城里町

5月25日

検出せず

145

鉾田市

5月25日

検出せず

92

石岡市

5月9日

17

5月25日

検出せず

※340

210

県南・県西

阿見町

5月12日

検出せず

5月25日

検出せず

※340

※450

守谷市

5月12日

検出せず

5月25日

検出せず

※560

137

境町

5月9日

11

5月12日

検出せず

5月25日

検出せず

99

85

61

※基準値を超えたもの。

牧草等の放射性物資の暫定許容値

 

放射性ヨウ素
(ベクレル/キログラム)

放射性セシウム
(ベクレル/キログラム)

乳用牛(経産牛及び初回交配以降の牛

70ベクレル/キログラム

300ベクレル/キログラム

肉用牛(出荷前15か月以降の牛)

農産物の出荷制限
地域外で生産(※)

その他の牛(乳用牛及び肉用牛以外の育成牛、繁殖牛等

5,000ベクレル/キログラム

※野菜類の放射線ヨウ素が暫定基準値(2,000ベクレル/キログラム)を上回っていない地域

2調査結果を踏まえた県内の対応

(1)飼養管理区分について

地域

地域に属する市町村

乳用牛

肉用牛

その他の牛

県北

北茨城市、高萩市、日立市、常陸太田市、
常陸大宮市、大子町

×

×

県央・鹿行

水戸市、ひたちなか市、那珂市、笠間市、
石岡市、小美玉市、茨城町、城里町、大洗町、
東海村、鉾田市、行方市、鹿嶋市、潮来市、
神栖市、土浦市.かすみがうら市、稲敷市、
河内町、利根町

×

×

県南・県西

つくば市、牛久市、取手市、守谷市、龍ヶ崎市、
つくばみらい市、阿見町、美浦村、桜川市、
筑西市、下妻市、常総市、坂東市、結城市、
古河市、八千代町、境町.五霞町

×

×

〇:放射性物質の暫定許容値を下回る場合
×:放射性物質の暫定許容値を上回る場合

(2)当面の対応

  • 暫定許容値を下回る地域及び畜種(表の「〇」)
    • 刈り取った牧草の給与及び、放牧が可能である。
  • 暫定許容値を上回る地域及び畜種(表の「×」)
    • 刈り取った牧草等の給与及び放牧を行うことはできない。
    • 収穫可能となった段階で、できるだけ早く刈取りを行い、3月中旬以前に収穫した飼料と区分して保管する。
    • 刈り取った牧草の取扱いについては、たい肥への混入、すきこみ、焼却l等は行わない。(後日、国から指示がある。)

このページに関するお問い合わせ

農林水産部畜産課庶務

〒310-8555 茨城県水戸市笠原町978番6

電話番号:029-301-3977

FAX番号:029-301-3999

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