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夏季に増加する感染症に注意しましょう!~2015年腸管出血性大腸菌感染症~

腸管出血性大腸菌感染症は,ベロ毒素(VT※)を産生する大腸菌による感染症です。感染力が強く,少量の菌数(50個程度)で発症し,学校や家庭等の集団生活の場では感染が拡大しやすいため注意が必要です。また重症化すると,溶血性尿毒症症候群(HUS)等の合併症を併発することもありますので,特に抵抗力の弱い乳幼児や高齢者は注意して下さい。
ベロ毒素(VT):腸管出血性大腸菌が産生する毒素のことです。

  • 好発時期:夏季に報告数が増加する傾向にあります。手洗い
  • 潜伏期間:2~9日(平均3~5日)
  • 症状:水溶性下痢・腹痛・発熱・血便などがみられます。重症化すると溶血性尿毒症症候群(Hemolytic uremic syndrome:HUS)や脳症などを併発することもあります。特に小児や高齢者では重症化しやすいため,注意が必要です。また,感染しても症状がみられないこともあります(無症状病原体保菌者)。
  • 感染経路:汚染された物との接触や汚染された食品の摂取等によって感染します。
  • 予防方法:
    ・調理や食事の前,トイレの後等には石けんと流水で十分に手を洗いましょう。
    ・動物に接した後は,石けんと流水で十分に手を洗いましょう
    ・生野菜はよく洗い,生肉等の取り扱いには十分注意し,ハンバーグなどは中心部まで十分に加熱しましょう。(75℃,1分間以上)
    ・焼き肉などでは,焼くときのお箸(トング等)と,食べるときのお箸と区別して使いましょう。
    ・調理器具等を清潔に保ちましょう。
    生肉を調理するときの注意点(PDF:625KB)

症状が現れた場合は,医療機関を受診しましょう。

大腸菌について

菌体表面の糖鎖抗原(O抗原)と運動性に関わる鞭毛抗原(H抗原)の組み合わせによって分類されています。
例)O157:H7は,157番目に発見されたO抗原と,7番目に発見されたH抗原のことです。

検出される菌は,O157が最も多く,次いでO26,O145,O103の順に報告されています。
菌は熱に弱いので,75℃,1分間の加熱で死滅します。

発生状況

 

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保健福祉部衛生研究所企画情報部

茨城県水戸市笠原町993-2

電話番号:029-241-6652

FAX番号:029-243-9550

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