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更新日:2017年11月30日

梅毒の報告が増加しています!

茨城県と全国の報告数梅毒が本県でも増加しています。全国では2010年以降増加傾向にあり,近年では男性の同性間での性的接触による感染が増加しています。本県は2008年以降増加傾向に転じ,2011年からはほぼ横ばいで推移していましたが,今年は既に28例の報告があり,近年で最も報告が多い状況です。(2015年7月26日現在)

梅毒は,梅毒トレポネーマ(Treponema pallidum)という細菌による感染症であり,主に性的接触により粘膜や皮膚の小さな傷から侵入して感染します。感染後の時間により様々な臨床症状を呈しますが,第1期から第2期への移行期や第2期の症状消失後等では全く症状がみられないこともあります。症状がみられなくなった場合でも,きちんと医療機関を受診し,治療が完了したことを確認することが重要です。また,治療が終了しても感染する可能性があるため,再感染の予防が必要です。

  • 病原体:梅毒トレポネーマ(Treponema pallidum)
  • 症状:感染後の時間により,様々な臨床症状を呈します。
病型 感染からの時間 症状

第1期

3週間~3ヶ月

初期硬結や硬性下疳(潰瘍)が形成され,無痛性の所属リンパ節腫脹を伴うことがある。

第2期

3ヶ月~3年

全身に多彩な発疹がみられ,扁平コンジローマ,梅毒性脱毛等が出現する。

潜伏梅毒

第1期と第2期の間,第2期の症状消失後

なし

第3期 3年~10年 結節性梅毒疹や非特異的肉芽腫様病変(ゴム腫)等がみられる。

第4期

10年~

心血管梅毒,進行麻痺,脊髄癆等がみられる。

先天梅毒

梅毒に罹患している母体から胎盤を通じて胎児に伝播される多臓器感染症であり,生後まもなく皮膚病変,肝脾腫,骨軟骨炎等がみられる。

現在では,第3期および第4期はほとんどみられない。

本県の報告状況

報告の多くは男性ですが,2012年以降女性の報告が増加しています。
男女ともに幅広い年齢層で報告がみられていますが,男性では20歳代~40歳代,女性では10歳代~20歳代の報告が多い状況です。今年は女性の報告が多く,特に20代前半の報告が最も多くなっています。病型別報告数では,早期顕症梅毒(第1期)の報告が増加しています。

年別性別報告数 性別報告数の推移(全国)
図1.性別報告数の推移 (参考)全国の性別報告数の推移
年別年齢別(男性) 年別年齢別報告数(女性)
図2.年齢別報告数の推移(男性) 図3.年齢別報告数の推移(女性)
年別病型別報告数 感染経路別報告数
図4.病型別報告数の推移 図5.感染経路別報告数の推移

予防方法

リーフレット

女子の梅毒増加中!(厚生労働省)(PDF:2,227KB)

女子の梅毒増加中

症状が現れた場合は,医療機関を受診しましょう。

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このページに関するお問い合わせ

保健福祉部衛生研究所企画情報部

茨城県水戸市笠原町993-2

電話番号:029-241-6652

FAX番号:029-243-9550

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