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更新日:2018年1月11日

梅毒の報告状況(2016年)

全国および本県でも報告が増加しています。

年別男女別報告数
図1.年別男女別報告数

本県は2011年~2014年は年間約25件と一定の値を推移していましたが,昨年は43件の報告がありました。今年は12月31日までに昨年1年間の報告を上回る69件の報告があり,今後もさらに増加することが予想されます。近年は,男性の同性間での性的接触による感染例や若い女性の感染例が増加しています。

梅毒は,梅毒トレポネーマ(Treponema pallidum)という細菌による感染症であり,主に性的接触により粘膜や皮膚の小さな傷から侵入して感染します。感染後の時間により様々な臨床症状を呈しますが,第1期から第2期への移行期や第2期の症状消失後等では全く症状がみられないこともあります。症状がみられなくなった場合でも,きちんと医療機関を受診し,治療が完了したことを確認することが重要です。また,治療が終了しても感染する可能性があるため,再感染の予防が必要です。

  • 病原体:梅毒トレポネーマ(Treponema pallidum)
  • 症状:感染後の時間により,様々な臨床症状を呈します。
病型 感染からの時間 症状

第1期

3週間~3ヶ月

初期硬結や硬性下疳(潰瘍)が形成され,無痛性の所属リンパ節腫脹を
伴うことがある。

第2期

3ヶ月~3年

全身に多彩な発疹がみられ,扁平コンジローマ,梅毒性脱毛等が出現する。

潜伏梅毒

第1期と第2期の間,
第2期の症状消失後

なし

第3期 3年~10年 結節性梅毒疹や非特異的肉芽腫様病変(ゴム腫)等がみられる。

第4期

10年~

心血管梅毒,進行麻痺,脊髄癆等がみられる。

先天梅毒

梅毒に罹患している母体から胎盤を通じて胎児に伝播される多臓器感染症であり,生後まもなく
皮膚病変,肝脾腫,骨軟骨炎等がみられる。

現在では,第3期および第4期はほとんどみられません。

本県の報告状況

報告の半数以上は男性ですが,2012年以降女性の報告が増加しています(図1)。
男女ともに幅広い年齢層で報告がみられていますが,男性,女性ともに20歳代の報告が多い状況です。

年別年齢別報告数(男性) 年齢別報告割合(男性)
図2.年別年齢別報告数の推移(男性) 図3.年齢別報告割合(2016年男性)
年別年齢別報告数(女性) 年齢別報告割合(女性)
図4.年別年齢別報告数の推移(女性) 図5.年齢別報告割合(2016年女性)
年別病型別報告割合 年別感染経路別報告割合
図6.年別病型別報告割合 図7.年別感染経路別報告割合

図の2016年は全て12月31日時点の情報です。

予防方法

リーフレット

梅毒が茨城県でも増加しています!

検査しないとおしおきよ!(厚生労働省)

梅毒ポスター(セーラームーン)(外部サイトへリンク)
梅毒ポスター裏(セーラームーン)(外部サイトへリンク)

症状が現れた場合は,医療機関を受診しましょう。

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このページに関するお問い合わせ

保健福祉部衛生研究所企画情報部

茨城県水戸市笠原町993-2

電話番号:029-241-6652

FAX番号:029-243-9550

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