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更新日:2018年7月26日

梅毒って知っていますか?~現在増加しています~

県内の患者発生状況

近年,全国的に梅毒患者報告数が急増していますが,本県においても同様に増加傾向がみられています。特に今年は,2018年第29週(7月16日~7月22日)現在で70件と,既に昨年及び一昨年の1年間の報告数を上回っており,現在急激に増加している状況です(図1)。また,2016年には,県内で8年ぶりに先天梅毒が1例報告されています。

梅毒患者発生状況

(図1)梅毒患者年別報告数

年齢別報告数

男性は40歳代,20歳代,30歳代の順に多く,女性は,20歳代,30歳代,10歳代の順に多い状況です(図2)。

梅毒年齢別報告数

(図2)性別及び年齢別報告数(2013年~2018年7月22日:n=309)

病型別報告数

男性,女性共に症状がない「無症状病原体保有者(無症候)」が最も多く,特に女性は無症候が約半数を占めています(図3),(図4)。

梅毒病型(男性)梅毒病型(女性)

(図3)男性梅毒患者における病型別割合(2013年~2018年7月22日:n=197)(左)
(図4)女性梅毒患者における病型別割合(2013年~2018年7月22日:n=112)(右)

梅毒とは

梅毒トレポネーマという細菌による感染症で,主に性交渉により感染します。

症状

感染すると,経過した期間によって以下のようなさまざまな症状が現れます。しかし,このような典型的な経過をたどらない場合や,症状が出ない場合もあります。また,妊娠中に梅毒に感染すると,先天梅毒がおこる危険性があります。

  • 第Ⅰ期:感染後約3週間

感染がおきた部位にしこりができる,股の付け根の部分(鼠径部)のリンパ節が腫れる等。
痛みがないことも多く,治療をしなくても自然に軽快する。

  • 第Ⅱ期:感染後数か月

手のひら、足の裏、体全体に「バラ疹」とよばれる赤い発疹が現れる。
治療をしなくても消える場合がある。

  • 晩期顕性梅毒:感染後数年

皮膚や筋肉、骨などに「ゴム腫」とよばれる腫瘍が発生することがある。また、心臓、血管、脳などの臓器に病変が生じ、死亡に至ることもある。

  • 先天梅毒

妊娠中に梅毒に感染して治療をしないでいると,胎盤を通して胎児に感染し,死産や早産,新生児死亡などが起こることがある。

治療

抗菌薬を内服することで治療します。症状が消えても,医師が治療を終了するまでは,薬を飲み続けることが大切です。

予防方法

感染部位と直接触れないように,コンドームを適切に使用する等の対策が必要です。梅毒は,一度完治しても再感染するため,継続した感染予防が必要になります。

梅毒の検査について

茨城県では,保健所において匿名・無料で梅毒検査が受けられます(予約制)。
詳細は以下のリンクを参照してください。
エイズ・性感染症対策

このページに関するお問い合わせ

保健福祉部衛生研究所企画情報部

茨城県水戸市笠原町993-2

電話番号:029-241-6652

FAX番号:029-243-9550

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