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更新日:2019年5月7日

アルコール薬物問題でお困りの方へ

皆さんは「依存症」という言葉を聞いて、どのようなイメージを持たれるでしょうか。

アルコール依存、薬物依存、ネット依存、ギャンブル依存など、どれもやっかいで、できれば関わりたくないと思う方もいらっしゃるでしょう。すでに巻き込まれている人は、どこに相談したらいいのか途方にくれてこちらをご覧になっている方もいることでしょう。

依存している対象はそれぞれ違っていても、それが本人の社会生活や身近な人間関係を脅かすものになっていれば、その状態は病的なレベルでの「依存」になっている可能性があります。

まず、基本的に理解していただきたいのは、「依存症」は脳の神経システムが異常に変容してしまう、れっきとした医学的慢性疾患ということです。糖尿病や高血圧症、心臓病など多くの慢性疾患と同様、生活習慣やその他複数の要因や条件がそろえば誰でもが罹患する可能性がある病気なのです。

ですから「依存症」は本人の性格、家庭環境、育ち方が原因ではありません。そのように本人も周囲も誤解していると、ますます本人や身近な家族が追いつめられて、地域の中で孤立化し、自分たちだけで抱え込んでしまいます。いらぬ苦しみや苦労を背負い、本来回復するはずの病状がますます悪化してしまう悲しい経過をたどってしまうのです。

数ある病気の中でも精神疾患はまだ偏見が多い状況です。その中でも、依存症はより多くの偏見が持たれています。いくつかの社会医学的研究によっても、精神科疾患が良好な回復をしていくためには、本人や身近な関係者が疾患に関して正しい知識をもち、治療、回復のプロセスへの適切な理解をすることが極めて重要な要因としてあげられています。

「依存症」は自分自身が病気の状態になっていると認識できない症状(否認という症状)があります。身近な家族・関係者が専門の相談につながり、疾患に関する学習と同じ経験をしている(回復している)家族や当事者の経験談に学んでいく必要があります。それが遠回りのようでいて実際的な近道なのです。

精神保健福祉センターでは依存症に関する専門相談、関連研修会、回復当事者による自助グループなどの支援をしております。薬物関連では当センター(水戸市)、筑西保健所、潮来保健所、アルコール関連では当センター(水戸市)と土浦保健所で相談と家族教室を開催しています。どうぞお気軽にご相談ください。秘密は厳守いたします。

なお、厚生労働省の以下のページは知識のない方でも基本的な事柄が学べますので、ぜひご覧になってください。

知ることからはじめよう「みんなのメンタルヘルス」http://www.mhlw.go.jp/kokoro/speciality/detail.html


お問い合わせ先

名称:茨城県精神保健福祉センター相談援助課

住所:〒310-0852茨城県水戸市笠原町993-2

電話:029-243-2870

FAX番号:029-244-6555

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