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カーボンオフセットとは

はじめてみようカーボン・オフセット

地球温暖化を防止するため、「CO2ゼロ」、「排出権付き」などを表示した商品やサービス、イベントなどをよく見かけるようになりました。これらは、「カーボンオフセット」と呼ばれる仕組みを活用しています。

 

1 地球温暖化防止とカーボン・オフセット

  1. 温暖化の原因は、日常生活や経済活動のために石油や石炭などの化石エネルギーを燃やしたときに発生する二酸化炭素です。
  2. 私たちの生活や経済活動から排出される二酸化炭素を少なくするため省エネなどに取り組む必要があります。
  3. しかし、省エネを行っても発生してしまう二酸化炭素に対して、別の人が別の場所で行っている風力発電や植林などの「二酸化炭素削減事業」を利用して差し引きゼロにする試みが「カーボンオフセット」といわれている仕組みです。

 

■自主努力による削減

自主努力による削減

 

 

2 カーボン・オフセットへの取り組み例

  1. 洞爺湖サミット ―バイオマス発電事業による削減分を購入
    平成20年7月に北海道で開催された、サミットでは、開催に伴う人々の移動や宿泊や会議などで使われるエネルギーを対象として、カーボンオフセットを実施し、約25,000トンの二酸化炭素が削減されました。
    (インドネシアのバイオガス発電などの事業を活用)
  2. 国民文化祭(茨城県)―グリーン電力を購入
    第23回国民文化祭(平成20年11月1日から9日まで、本県内の118会場で実施)の開催に伴い使用する電力にグリーン電力を活用しカーボンオフセットを実施、約130トンの二酸化炭素が削減されました。
  3. つくばマラソン
    平成20年11月30日に開かれたつくばマラソンでは参加費にカーボンオフセット料金を上乗せし、排出権を購入しました。約36トンの二酸化炭素が削減されました。

 

3 どうすればカーボン・オフセットができるのですか。

個人や企業の方に、CO2削減事業の情報を提供し、その仲介をする事業者(「カーボンオフセットプロバイダー」といいます)が、事務を代行しています。
詳しくは、カーボンオフセット協会のH.P等を参照下さい。

 

(1)具体的には、次のように手続きを進めていきます。

  1. カーボンオフセットプロバイダーの選択
  2. 費用負担の検討(入場料に上乗せ、来場者の寄付、主催者負担)
  3. CO2排出量の算定(イベントに伴う人の移動、会場の使用電力)
  4. オフセットにかかる費用の確定・支払い
  5. カーボンオフセットを証明する証書の交付

カーボンオフセットの流れ

 

(2)削減の対象となる事業として、次のような事業があります。

  • CER(京都議定書に基づき国連が認証した削減量)
    先進国と途上国が連携して行った風力発電事業や植林事業などを国連が認証し、先進国が削減に利用するものです。
  • グリーン電力証書(グリーンエネルギー認証センターが認証)
    風力や太陽光など自然エネルギーを利用した発電量(「グリーン電力」といいます)を削減に利用するものです。
  • 植林で吸収するCO2
    樹木の成長によるCO2吸収量を算定し、削減に活用するもの。

 

(3)購入費用

一般的な相場は、CERでは1tあたり4000〜5000円、グリーン電力証書は1万〜2万円、植林では、2万円前後です。

 

4 カーボン・オフセットのメリット

  • 企業の環境貢献をアピールできます。
  • 京都議定書の目標達成に貢献できます。(日本政府に寄付)
  • 参加者が削減に向けて取り組むきっかけになります。
    (温室効果ガスの排出量を「見える化」することにより、「自分の責任」として認識する)

 

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