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ホルムアルデヒド検出に関する国への緊急要望について

公開日　 2012年6月6日

　本日「利根川・荒川水系水道事業者連絡協議会」が厚生労働省と環境省に対し，ホルムアルデヒド生成の原因物質に関する環境基準及び排水基準の設定などについて緊急要望を行いました。



　先月中旬，利根川水系の浄水場の水道水で水質基準値を超えるホルムアルデヒドが検出(茨城県企業局の浄水場では基準値超過事例はありませんでした)され，広範囲で取水停止や断水を伴う水質事故が発生したことを受け，ホルムアルデヒドの生成能に関する環境基準及び排水基準の設定などについて申し入れを行ったものです。

　要望には，東京都，茨城県，群馬県，宇都宮市，埼玉県，千葉県の各水道事業者の代表が参加しました。

◆厚生労働省への要望

要望書本文 PDF ： 94KB

【要旨】

(1)環境基準及び排水基準の設定を，関係省庁に強く働きかけていただきたい。
(2)排出抑制の指導や排出動向の監視を行う枠組みなどの対策がなされるよう，関係省庁に強く働きかけていただきたい。

◆環境省への要望

要望書本文 PDF ： 95KB

【要旨】

(1)ホルムアルデヒド生成の原因物質について，環境基準化及び排水基準化を図っていただきたい。
(2)水道水の安全・安心を脅かす物質を排出する業者に対し，排出抑制の指導や排出動向の監視を行う対策を講じていただきたい。

「利根川・荒川水系水道事業者連絡協議会」とは

構成団体名簿 PDF ： 120KB

　この協議会は，利根川及び荒川の両水系から取水する水道事業者43団体(茨城県企業局を含む)で構成され，相互の連絡を図り，両水系の水質についての調査及び関係先への周知を図る等，水質の保全に資することを目的とした協議会です。

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