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ホルムアルデヒド検出に係る損害賠償請求訴訟の提起について

公開日　 2013年8月30日

　平成24年5月に，利根川から取水している利根川浄水場及び水海道浄水場において高濃度のホルムアルデヒドが検出された事故について，原因物質となったヘキサメチレンテトラミンの排出事業者であるDOWAハイテック株式会社に対し，群馬県，埼玉県，東京都と共同で損害賠償請求訴訟を提起しました。

相　手　方

　　DOWAハイテック株式会社（埼玉県本庄市仁手1781番地）

訴訟提起日

　　平成25年8月30日（金曜日）

提訴裁判所

　　さいたま地方裁判所

請　求　額

　　6,205,487円

請求の内訳

　　粉末活性炭追加使用費用，水質検査費用，人件費等

請求の根拠

　　民法第709条の不法行為に基づく損害賠償請求

参　　考

■訴訟提起までの経緯
　H24. 5 月：利根川浄水場と水海道浄水場で高濃度のホルムアルデヒドを検出。
　H24. 7.26：原因物質であるヘキサメチレンテトラミンを排出したDOWAハイテック(株式会社)に対し、関係都県と共同で損害への対応を要請。
　H24.12.26：DOWAハイテック(株式会社)に対し、損害賠償請求。
　H25. 1.18：DOWAハイテック(株式会社)から、損害賠償には応じない旨の回答。

■各事業者の請求額
　　埼玉県　 39,264,411円
　　東京都　 15,597,447円
　　茨城県 　 6,205,487円
　　群馬県 　 2,559,894円
　　合計 　　63,627,239円

※なお，千葉県，北千葉広域水道企業団，野田市，柏市，流山市，我孫子市，八千代市も共同で，千葉地方裁判所に損害賠償請求訴訟を提起しました。

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