ここから本文です。

更新日:2024年3月4日

茨城県の景気動向-令和5年(2023年)12月分-

 令和6年(2024年)3月4日掲載

 

茨城県景気動向指数は、景気の現状把握及び将来予測に資するため、生産・消費・雇用など景気に敏感な経済指標の動きを統合することによって作成した景気指標です。

景気動向指数には、CI(コンポジット・インデックス)とDI(ディフュージョン・インデックス)があり、それぞれ、景気に対し先行して動く先行指数、ほぼ一致して動く一致指数、遅れて動く遅行指数の3つの指数があります。

CIは、一致指数が上昇基調にある時は景気の拡張局面、低下基調にある時は景気の後退局面を示します。一方、DIは、景気の各部門への波及度合いを表すものであり、月々の振れはあるものの、一致指数が景気の拡張局面では50%を上回り、景気の後退局面では50%を下回る傾向があります。

CI(コンポジット・インデックス)の概況

概況

令和5年12月のCIは、先行指数102.1、一致指数107.0、遅行指数102.3となりました

当月の指数(茨城県:平成27年(2015年)=100、全国:令和2年(2020年)=100)

  茨城県 全国
CI値 前月差 変化方向 CI値 前月差 変化方向
先行指数 102.1 1.7 2か月連続上昇 110.2 2.1 4か月ぶり上昇
一致指数 107.0 -0.1 4か月ぶり低下 115.9 1.3 2か月ぶり上昇
遅行指数

102.3

-2.1

2か月連続低下 105.9 0.3 3か月ぶり上昇
  • 茨城県と全国では、採用系列及び採用系列数は異なる。

CI一致指数の後方移動平均値

  茨城県 全国
CI値 前月差 変化方向 CI値 前月差 変化方向
3か月 106.7 0.37 2か月連続上昇 115.5 0.07 2か月ぶり上昇
7か月 106.4 0.29 5か月連続上昇 115.5 0.10 2か月ぶり上昇

ここがポイント

  • 当月の基調判断は、CI一致指数が低下しましたが、基調判断変更の基準には該当しないため、前月の基調判断「下げ止まり」を据え置いています。
  • 当月分は、管内輸出入額や日銀業況判断DI等が上昇した一方で、百貨店・スーパー販売額や所定外労働時間指数等が低下したことから、CI一致指数が前月から0.1ポイント低下しました。

基調判断

景気動向指数(CI一致指数)は「下げ止まり」を示しています。

図:CI一致指数(茨城県と全国)
(茨城県:平成27年(2015年)=100、全国:令和2年(2020年)=100、灰色:茨城県の景気後退期)

茨城県と全国のCI一致指数のグラフ

DI(ディフュージョン・インデックス)の概況

概況

令和5年12月のDIは、先行指数57.1、一致指数42.9、遅行指数28.6となりました

 

CI時系列表のダウンロード(エクセル:272KB)

DI時系列表のダウンロード(エクセル:183KB)

ページの先頭に戻る

目次に戻る

 

Adobe Acrobat Readerのダウンロードページへ

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。

このページに関するお問い合わせ

政策企画部統計課企画分析

〒310-8555 茨城県水戸市笠原町978番6

電話番号:029-301-2632

FAX番号:029-301-2669

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

質問:このページの情報は役に立ちましたか?

質問:このページは見つけやすかったですか?