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更新日:2016年3月10日

平成25年度 茨城県市町村民経済計算

 平成28年2月18日公表

平成28年3月10日更新

市町村民経済計算は,地域住民の経済活動によって1年度間に新たに生み出された価値を,生産と分配の両面から把握し,地域経済の規模や成長,産業構造,さらには所得水準などを包括的に明らかにしようとするもので,GDP(国内総生産)の市町村版にあたります。なお,推計に当たっては,最新の資料を用いて推計しているため,遡及推計分(平成13年度~24年度)の計数等は昨年公表したものと異なっていますので,利用の際は御注意ください。

 目次

 

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 利用上の注意

  1. この報告書は,国民経済計算体系(93SNA:System of National Accounts 1993)に基づいて内閣府経済社会総合研究所から提示された「県民経済計算標準方式推計方法」に準拠して推計した「平成25年度茨城県県民経済計算」を各種の統計数値による按分方式で市町村別に推計したものです。
  2. 推計方法等の見直し及び県民経済計算の遡及改定を反映させるため,既報(平成13年~平成24年度)の計数についても遡及して改定してあります。このため,計数を利用する場合は最新の数値をご参照ください。
  3. 実質値については,生産系列において連鎖方式(参照年:平成17暦年)により推計しています。
  4. 統計表中の数値は,単位未満を四捨五入しているため総数と内訳の和が一致しない場合があります。
  5. 統計表に用いた記号の意味は次のとおりです。
    「0」または「0.0」・・・皆無または表章単位に満たないもの
    「-」・・・マイナス,当該数値がないもの,または表章できないもの
  6. 人口については,国勢調査年はその値を,その他の年は常住人口調査の値(いずれも10月1日現在)を使用しています。
  7. 就業者数は,国勢調査結果及び県民経済計算の県内就業者数推計値を基に,従業地ベースで推計しています。
  8. 地域区分は次のとおりです。(市町村名は,平成26年3月31日現在)
    なお,平成13年度以降の計数についてもこの地域区分に合わせて組み替えています。
    • (1)県北地域【計9市町村】
      (うち山間地域)常陸太田市,常陸大宮市,大子町
      (うち臨海地域)日立市,高萩市,北茨城市,ひたちなか市,那珂市,東海村
    • (2)県央地域【計6市町】
      水戸市,笠間市,小美玉市,茨城町,大洗町,城里町
    • (3)鹿行地域【計5市】
      鹿嶋市,潮来市,神栖市,行方市,鉾田市
    • (4)県南地域【計14市町村】
      土浦市,石岡市,龍ケ崎市,取手市,牛久市,つくば市,守谷市,稲敷市,かすみがうら市,つくばみらい市,美浦村,阿見町,河内町,利根町
    • (5)県西地域【計10市町】
      古河市,結城市,下妻市,常総市,筑西市,坂東市,桜川市,八千代町,五霞町,境町

 

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 推計結果の概要

市町村民経済計算の概要(地域別)

市町村民経済計算の概要(地域別)の表

実質経済成長率の推移(地域別)

実質経済成長率の推移(地域別)のグラフ

市町村民経済計算は,茨城県県民経済計算の計数を各種統計指標等により市町村別に按分することで,市町村内総生産,市町村民所得等を推計したものであり,県内総生産(名目)と市町村内総生産(名目)の茨城県計,県民所得と市町村民所得の茨城県計は,それぞれ一致します。


ここがポイント
  • 平成25年度の市町村内総生産(名目)は,茨城県全体で11兆5,113億円となりました。
  • 実質経済成長率は,茨城県全体で+0.1%となり4年連続のプラス成長となりました。
  • 市町村内総生産(名目)を市町村別にみると,最も大きい市町村は水戸市で1兆2,157億円,次いでつくば市が9,458億円,日立市が8,233億円などとなっています。
  • 1人当たり市町村民所得を市町村別にみると,最も大きい市町村は五霞町で429万6千円,次いでつくばみらい市が397万8千円,守谷市が395万円などとなっています。

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 1.市町村内総生産

 (1)概要

  • 市町村内総生産(名目)は,茨城県計で11兆5,113億円(4年ぶりの減少)
  • 名目経済成長率は,-0.1%(主に製造業のマイナスによる
  • 実質経済成長率は,+0.1%(サービス業などのプラスによる

平成25年度の市町村内総生産(名目)は,茨城県計で11兆5,113億円となり,前年度(11兆5,284億円)から171億円減少した。名目経済成長率は-0.1%となり4年ぶりのマイナス成長となった。実質経済成長率は+0.1%となり,4年連続のプラス成長となった。(表1-1,図3-1,表1-2,図3-2)

表1-1:経済活動別市町村内総生産(名目)

表1-1経済活動別市町村内総生産(名目)の表

図3-1:名目経済成長率の経済活動別寄与度

図3-1名目経済成長率の経済活動別寄与度のグラフ

表1-2:経済活動別市町村内総生産(実質:連鎖方式)

表1-2経済活動別市町村内総生産(実質:連鎖方式)の表

図3-2:実質経済成長率の経済活動別寄与度

図3-2実質経済成長率の経済活動別寄与度のグラフ

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 (2)地域別の市町村内総生産

  • 構成比は県南地域が最大,「鹿行」「県南」地域が拡大,「県北」「県西」地域が縮小
  • 「県央」「鹿行」「県南」の3地域で実質経済成長率プラス

平成25年度の地域別市町村内総生産(名目)の対県構成比をみると,鹿行地域は11.9%(前年度比+0.7ポイント),県南地域は32.8%(同+0.1ポイント)シェアが拡大し,県北地域は19.9%(同-0.8ポイント),県西地域は19.1%(同-0.1ポイント)と縮小した。なお,県央地域は16.2%と前年度と同率であった。(図4)

図4:地域別市町村内総生産(対県構成比)

図4地域別市町村内総生産(対県構成比)のグラフ

平成25年度の地域別市町村内総生産(名目)の対前年度増加率(=名目経済成長率)は,鹿行地域(+6.0%),県南地域(+0.3%)と2地域でプラスとなり,県央地域(-0.0%),県西地域(-0.6%),県北地域(-3.8%)と3地域でマイナスとなった。(表2-2)

表2-1:地域別市町村内総生産(名目)

表2-1地域別市町村内総生産(名目)の表

図5-1:名目経済成長率の推移(地域別)

図5-1名目経済成長率の推移(地域別)のグラフ

平成25年度の地域別市町村内総生産(実質)の対前年度増加率(=実質経済成長率)は,鹿行地域(+6.9%),県央地域(+0.5%),県南地域(+0.4%)と3地域でプラスとなり,県西地域(-0.3%)県北地域(-4.0%)と2地域でマイナスとなった。(表2-2)

表2-2:地域別市町村内総生産(実質:連鎖方式)

表2-2地域別市町村内総生産(実質:連鎖方式)の表

図5-2:実質経済成長率の推移(地域別)

図5-2実質経済成長率の推移(地域別)のグラフ

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 (3)市町村別の市町村内総生産

  • 市町村内総生産(名目)が最も大きい市町村は「水戸市」
  • 実質経済成長率が最も高かった市町村は「東海村

平成25年度市町村内総生産(名目)が最も大きい市町村は水戸市で1兆2,157億円,次いでつくば市9,458億円,日立市8,233億円などとなっている。(図6)

図6:市町村別の市町村内総生産(名目)

図6市町村別の市町村別市町村内総生産(名目)のグラフ

平成25年度の実質経済成長率(市町村内総生産(実質:連鎖方式)の対前年度増加率)が最も高い市町村は,東海村で+25.4%,次いで鹿嶋市が+17.8%,石岡市が+16.0%となっている。(図7)

図7:市町村別の実質経済成長率

図7市町村別の実質経済成長率のグラフ

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 2.市町村民所得

 (1)概要

市町村民所得は9兆1,982億円
市町村民雇用者報酬と企業所得の減少により対前年度で減少

平成25年度の市町村民所得は9兆1,982億円(前年度比-0.1%)と4年ぶりに減少した。(表3,図9)

  • 「市町村民所得」とは,給与などの「雇用者報酬」,利子や(株や保険の)配当などの「財産所得」,法人の営業余剰などの「企業所得」の合計をいう。

構成比をみると,雇用者報酬が60.3%,財産所得が4.7%,企業所得が35.0%となった。(表3)

表3:市町村民所得の分配

表3市町村民所得の分配の表

図9:市町村民所得の対前年度増加率(県,5地域)

図9市町村民所得の対前年度増加率(県,5地域)のグラフ

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 (2)地域別の市町村民所得

  • 「県央」「鹿行」「県南」地域で構成比が拡大
  • 構成比は「県南」地域が最大

平成25年度の地域別市町村民所得の対県構成比をみると,最大の県南地域は前年度より0.2ポイント拡大し36.0%となった。また,最小の鹿行地域は前年度より0.1ポイント拡大し9.2%となった。
なお,県北地域は19.4%(前年度比-0.3ポイント)と縮小し,県央地域は17.0%(前年度比+0.1ポイント)と拡大し,県西地域は前年度と同率の18.4%となった。(図10)

図10:地域別市町村民所得(対県構成比)

図10地域別市町村民所得(対県構成比)のグラフ

平成25年度の地域別市町村民所得の対前年度増加率をみると,県北地域,県西地域で減少,鹿行地域,県央地域,県南地域で増加となった。(表4)

表4:地域別市町村民所得

表4地域別市町村民所得の表

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 (3)市町村別の市町村民所得

  • 「水戸市」が最大

平成25年度市町村民所得が最も大きい市町村は水戸市で1兆341億円,次いでつくば市8,245億円,日立市5,565億円などとなった。(図11)

図11:市町村別市町村民所得

図11市町村別市町村民所得のグラフ

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 (4)地域別の1人当たり市町村民所得

  • 県全体の1人当たり市町村民所得は313万6千円
  • 全地域で4年連続の増加

平成25年度の1人当たり市町村民所得は313万6千円(前年度比+0.3%)となり,4年連続で増加した。(表5,図12,図13)

  • (注)1人当たり市町村民所得は常住人口を,1人当たりの県民所得は総務省推計人口を分母に用いているため,国勢調査年以外は必ずしも一致しない。

県北地域は284万4千円(前年度比-0.8%),県央地域は331万8千円(前年度比+0.5%),鹿行地域は307万6千円(前年度比+1.2%),県南地域は332万5千円(前年度比+0.6%),県西地域は300万2千円(前年度比+0.4%)となった。

  • 1人当たり市町村民所得=市町村民所得÷市町村人口
  • 市町村人口は国勢調査の人口。国勢調査が実施されない年度は,10月1日現在の常住人口。
表5:地域別1人当たり市町村民所得

表5地域別1人当たり市町村民所得の表

図12:地域別1人当たり市町村民所得

図12地域別1人当たり市町村民所得のグラフ

図13:地域別1人当たり市町村民所得の推移(茨城県=100)

図13地域別1人当たり市町村民所得の推移のグラフ

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 (5)市町村別の1人当たり市町村民所得

  • 最も高い市町村は「五霞町」

市町村別1人当たり市町村民所得をみると,五霞町が429万6千円と最も大きい市町村となった。
次いで,つくばみらい市397万8千円,守谷市395万などとなっている。(図14)

図14:市町村別1人当たり市町村民所得

図14市町村別1人当たり市町村民所得のグラフ

図15:1人当たり市町村民所得の変動係数

図15:1人当たり市町村民所得の変動係数のグラフ


 

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 統計表

  • 統計表はエクセル形式です。

こちらから統計表を一括ダウンロードできます。

1.総括表

2.主要系列表

3.付表

 

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 報告書

  • 報告書はPDF形式です。

 

「平成25年度 茨城県市町村民経済計算」

 

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