水戸市民は納豆,しじみ,メロンがお好き

 平成22年8月掲載

平成21年家計調査の都道府県庁所在市別ランキングを基に水戸市民の全国的な位置と特徴を見てみました。

年間消費支出は383万円で全国6位

平成21年の水戸市の1世帯当たり年間消費支出額は,3,829,004円と全国6位です。平成20年の消費支出は3,609,721円で19位でした。平成21年は前年と比較して219,283円（6.1％）増加しております。

水戸市民は納豆,しじみ,メロンなどの特産品を愛用

まず,毎年のように全国トップクラスにあがってくるのが,本県の特産品として非常に親しまれております納豆,しじみ,メロンです。メロンは購入数量及び購入金額ともに全国平均の3倍を超える消費で堂々の全国1位です。
納豆の1世帯当たり年間支出金額は5,530円で全国平均の約1.6倍です。納豆は,毎年のように福島市とトップ争いをしておりましたが平成21年は福島市に1,559円,前橋市に93円及ばず全国3位の結果となりました。このほか平成21年の結果で上位にあがってきたのが,しょう油の購入数量（1位）,カレールウの購入数量（1位）,緑茶の購入数量（1位）,ヨーグルトの購入金額（2位）等です。

また,飲料が全国2位,果物,菓子類がそれぞれ全国3位となっています。1世帯当たりの果物の年間支出金額は47,231円（全国：36,953円）です。なかでも,ぶどう,かきが第3位です。菓子類は毎年のようにトップクラスにあがってきており,特にせんべいの消費が毎年高くなっています。

家計調査の結果からは,それぞれの地域における消費の特徴がみてとれます。仙台の「かまぼこ」・宇都宮の「ぎょうざ」・横浜の「しゅうまい」・鳥取の「なし」・長崎の「カステラ」などは家計消費額日本一となっており,どこの地域においても特産品を愛用する傾向がみられます。

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