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更新日:2015年4月1日
秋の行楽シーズンとなりました。
茨城県からのどの県へ宿泊(旅行)したか,またどこの県から茨城県へやって来たのかを調べてみました。(観光庁「宿泊旅行統計調査」観光目的の宿泊者が50%以上,従業者数100人以上の施設の月平均延べ宿泊者数(平成24年7月~平成27年6月))
茨城県からは千葉県や栃木県など近隣の県が多いのですが,沖縄県が3番目となっています。沖縄は遠いので1旅行あたりの宿泊数が多くなることや高校生の修学旅行などで人気があるためかと思われます。また,茨城空港の利用がこの数字に貢献していることも考えられます。そのほか北海道や京都などの観光地も多くなっています。
近隣でも埼玉県が少ないのは,埼玉県に行っても宿泊は東京都内なのかも知れません。
茨城県内の宿泊者は,県内居住者が約3分の1で,他には東京都や埼玉県,千葉県,栃木県などの隣接県からやってきています。
茨城県内は東京から日帰り可能な地域がほとんどですので,大規模なテーマパークや温泉などがないと宿泊客を確保するのは難しいのでしょうか。
埼玉県以外の45都道府県では,茨城県へ来るより茨城県から出かけていく旅行者の数が上回っています。
小規模な施設の宿泊や日帰り客等を含めるとまた違う傾向が見えるかもしれません。
茨城県の観光客全体の動向については「観光客動態調査結果」(観光物産課)などを参照してください。
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