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更新日:2016年1月14日
平成28年1月14日掲載
経済状況の変化などによって産業ごとに従業者数,事業所数が増減します。
平成26年経済センサス基礎調査(総務省)が公表されましたので前回(平成21年)の結果を比べて見みます。この間には東日本大震災(平成23年3月)などもありましたが,人口の減少が進む中,どのような変化があったのでしょうか。
5年間で8,294事業所,従業者51,069人が減少しています。
図1.産業大分類別従業者(男女別)の増減数
(平成26年7月1日現在と平成21年7月1日現在の差)
5年間で最も増加したのは,医療福祉業で,次いで複合サービス事業となっています。高齢化の進展に伴って介護事業などの医療福祉従業者が増えています。男女別では,医療,福祉では女性の増加が多くなっています。
卸売業,小売業をはじめほとんどの産業で従業者が減少しています。このように県内では卸売業・小売業などから医療,福祉などへ労働移動が起こっていると見ることできます。
図2.市町村別5年間の従業者増減数
市町村別では,つくば市,つくばみらい市などで増加していますが,減少している市町村がほとんどで,最も多く減少しているのが水戸市となっています。水戸市は,卸売業,小売業など従業者が減少している産業が集積しているためと見られます。
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