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更新日:2002年7月22日

郵送料の支出パターン-11月,12月で年額の70%-

 平成12年12月23日紙上掲載

今年も残り少なくなり,いよいよ21世紀を迎えますね。
元旦に届く友人や知人などからの年賀状は,とても楽しみなものです。年賀状は虚礼だから書かないという人もいますが,ファックスや電子メール,携帯電話などを使って新年のごあいさつをする人も増えてきているようです。

また,ここ数年,パソコン印刷用年賀はがき「インクジェット紙」の人気が高まっています。今年の全国の発行枚数は6億6千万枚で,昨年の2億8千万枚の約2.4倍に増えており,年賀状発行総数42億5千万枚の15.5%を占めています。
以前はスタンプなどを使って年賀状を作ることが多かったわけですが,パソコンの普及やプリンターの性能が向上したことを背景として,パソコンやワープロを自由に使いこなして年賀状づくりに取り組んでいる人が増えたようです。でも,手書き,中でも毛筆のものなども味わいがありますね。

今回は,平成11年の総務庁の家計調査の結果から,本県での年賀はがきの購入について水戸市のデータから見てみました。
家計消費支出のなかで,年賀はがき代や切手代,ゆうパック代を含む一世帯当たりの「郵送料」をみると,11月が3,102円で最も多く,次いで12月が2,032円で,11月は最も少ない6月の135円の約23倍となっています。
年賀状が発売される11月及び12月の郵送料の合計額5,134円は,年間の総額7,747円の約7割となっています。

また,11月及び12月の郵送料合計額の全国平均は3,894円ですので,本県は全国平均を大きく上回っています。
ちなみに,11月及び12月の郵送料と1月から10月の平均郵送料の差額4,612円を全て一枚50円の年賀状の購入に充てていると仮定すると,一世帯当たり約92枚で全国平均では約69枚購入していることになります。
このような郵送料の支出のパターンによると,本県では,暮れのごあいさつや年賀状をまめに出す人が多いことがうかがえます。

これからのIT(情報技術)の時代に,新年のごあいさつもいろんなスタイルがあるようですが,新しい世紀の年賀状はどのように進化していくのでしょうか。

 

1世帯あたりの郵便料(切手,官製はがき,ゆうパック,現金封筒代

 

 

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