統計インフォメーションNo.106-敬老の日にちなんで-

 平成27年9月17日掲載

高齢者の数は77万人(9月21日現在)で過去最高

9月21日の敬老の日にちなんで,本県の敬老の日の人口に関する統計についてまとめました。なお,ここでは65歳以上のいわゆる老年人口を「高齢者」としています。

高齢者の数（774,474人),総人口に占める割合(26.7%)とも過去最高（平成27年9月21日推計）

茨城県常住人口調査の結果を基に,平成27年9月21日現在の高齢者の数を推計すると774,474人となり,県総人口に占める割合は26.7％になります。この数値は人口,割合ともに過去最高です。（表1）

表1 茨城県の高齢者人口（推計値・平成27年9月21日現在）

• 注）茨城県常住人口調査結果をもとに推計。総人口2,911,317人（年齢不詳分を含む）。
  総人口に占める高齢者の割合は年齢不詳を除いて算出。

なお,国勢調査の結果から,本県の高齢者の人口及び割合の推移を見てみると,高齢者人口は,大正9年の調査開始以来,一貫して増加しています。また,高齢者の割合は,昭和35年頃までは6％程度で推移していましたが,その後は年々上昇しています。（図1）

図1 茨城県の高齢者の人口及び割合の推移

• 注）国勢調査結果より作成。（各年10月1日現在。ただし平成27年は9月21日現在の推計値。）

（H27年7月1日常住人口調査）県北～県西の全地域において高齢者割合が25％超

茨城県常住人口調査結果から高齢者の割合を見てみると,平成27年7月1日現在で26.5％となっています。前年（平成26年7月1日現在）は24.3%であった県南地域でも,今年は25.2%となり,茨城県全体として4人に1人以上が高齢者という状況になっています。（図2）

また,市町村別で見ると,大子町など36市町村で高齢者の割合が25％以上となっており,これらの市町村をはじめ,県内全ての市町村で前年同期より高齢者の割合が増加しています。

図2 地域・市町村別 高齢者の人口割合（平成27年7月1日現在）

• 注）茨城県常住人口調査より作成。

表2 市町村別 高齢者の人口及び割合（平成27年7月1日現在）

• 注）茨城県常住人口調査より作成。

（H26年10月1日総務省人口推計）都道府県別では茨城県の高齢者割合は全国平均より低い

総務省統計局が推計した平成26年10月1日現在の都道府県別人口推計によると,総人口に占める高齢者の割合は,茨城県では25.8％です。これは全国平均の26.0%を0.2ポイント下回っており,全国順位では高いほうから36番目です。

高齢者の割合が最も高いのは秋田県で,高知県,島根県がこれに続いています。

また前年同期の推計値と比べると,高齢者の人口・割合ともに全ての都道府県において増加しています。

図3 都道府県別 高齢者の人口割合（平成26年10月1日現在）

• 注）総務省統計局「平成26年10月1日現在人口推計」より作成。

表3 都道府県別 高齢者の人口及び割合（平成26年10月1日現在）

• 注）総務省統計局「平成26年10月1日現在人口推計」より作成。

• 平成26年10月1日現在人口推計の詳細は下記をご覧ください。
  →総務省統計局ホームページ（外部サイトへリンク）

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