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アスパラガスによる新産地づくり

イメージ写真:アスパラ

農業者の高齢化や遊休農地が増える中、市町村、農協等の関係機関が連携し、地域に活性を与える産地化品目として「アスパラガス」を選び、平成12年から大子町において栽培が始まりました。

今では茨城みどり農業協同組合管内に広まっています。そして、昨年の3月には農協アスパラガス部会が設立され、現在の産地規模は部会員90名、作付面積8ヘクタールになっています。そこで、新産地づくりの取り組みをご紹介します。

(写真はイメージです。)

安定生産技術の普及と長期出荷

栽培開始当初は、露地栽培での5本立茎栽培を推進しました。しかし、春先及び秋の長雨のために露地栽培で茎枯病が多発してしまいました。そのため、茎枯病対策として補助事業(茨城農業改革推進対策事業)を利用して、雨よけ施設が導入されました。

雨よけ栽培は茎枯病予防の他、保温効果もあり、 露地栽培よりも2週間程度早く出荷ができるという効果もあります。

現在は、露地と雨よけや無加温ハウス栽培の各作型を組み合わせて、3月上旬から8月まで出荷をしています。

品質の向上

出荷時の品質を揃えるため、春どりの出始め(4月上旬)、夏どりの出始め(6月中旬)と夏どりの中間(7月下旬)の3期に分けて、支部毎に目揃い会を開いています。

昨年は市場担当者を招いて、現地の状況を見てもらい、市場情勢を聞きながら目揃いを行いました。また、高温期の出荷では発泡スチロール容器を使い、鮮度保持に努めています。更に、検査体制の整備等により品質の均一化を図っています。

アスパラガスは収穫後の鮮度や食味の低下が速いため、県内の市場やスーパー、農協の直売所で新鮮なものを販売しています。

今後の取り組み

今はグリーンアスパラガスが主体ですが、今年はホワイトや紫アスパラガスを一部で試作して、アスパラガスのバリエーションを広めようと研究しています。

当面の産地規模の目標は10ヘクタールですが、栽培者の増加、安定生産技術の習得等により、奥久慈の特産品として一層の成長が期待されます。

(常陸大宮地域農業改良普及センター)

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