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  4. 春メロンの交配期前後-換気、保温管理に注意-

春メロンの交配期前後
-換気、保温管理に注意-

年間で最も寒い時期を迎えていますが、早くも今月末からは交配期に入ります。以下の点に注意して適正管理を心がけましょう。

開花が近づくまでは、最高気温28℃以下、トンネル内の最低気温10℃を目安に管理します。これより温度を上げると地上部分が徒長し、定植から交配までの日数が短縮して、肝心な果実肥大期に草勢の低下を来たしてしまいます。しかし開花が近づいてからは、夕方早めにハウスや内張りカーテン、トンネルを閉めるようにして最低気温を徐々に高めていき、交配時期は最低気温を12℃以上に保つようにします。11℃以下では花粉に障害を生じ、ミツバチで交配しても着果率が低くなってしまいます。近年暖冬が多かったためか、内張りカーテンを省略する例も多く見かけますが、気象条件はその時々で大きく変わるので、早い作型では必ず装備すべきです。

着果節位は4月下旬収穫の早い作型の場合15〜16節、5月収穫の場合13〜14節が一応の目安とされていますが、早い作型では葉が小さく、蔓が細くなることが多く、この場合はより高い節位に着果させるようにしなければなりません。

交配1週間前頃の時点で結果枝が細い場合は少量の潅水を行ない、太い結果枝が伸び出してくるようにします。

交配期になってからは、花粉の充実を図るため潅水は控えます。湿度60パーセント位でミツバチは活発に活動し、また花粉の出も良く、着果しやすくなります。一方、交配直前に潅水すると花落ち部が大きくなったり、多湿のため菌核病が発生しやすくなったりします。

ミツバチは正常に活動を始めるまで時間がかかるため、交配2〜3日前にはハウスに搬入して慣らします。

交配後は、果実が鶏卵大になった頃に余分な果実を摘除します。

交配後10日〜2週間(ネット出始めの5〜7日前まで)の間は、晴天日の午前中を選び、少量ずつ何度か潅水を行なって果実肥大を促進します。また、この時期に夜温を下げてしまうと小玉、扁平果にやりやすいので温度の確保にも留意します。

無加温栽培ゆえ、温度管理のための換気、保温には細心の注意を払い、また水分管理も適正にして、良品多収につなげてください。

(専門技術指導員室S.N)

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