造林事業について

○森林資源の循環的利用と造林事業

 森林は,植林・保育・伐採を通じて木材を繰り返し生産します。木材は繰り返し生産される再生可能な資源です。「森林資源の循環利用」を推進することは,資源やエネルギーを効率的に利用し,環境への負荷を軽減するうえで極めて重要です。
 特に,森林が地球温暖化の原因となる二酸化炭素を吸収・固定する働きを持つことから,地球温暖化防止の観点からも森林の有する機能が注目されています。
 このような森林資源の循環的利用を推進していくためには,間伐,枝打ち等の計画的な森林整備が行える造林事業の役割がますます重要となっています。

 

○造林事業の内容

 民有林において,「森林資源の循環利用」や「森林の公益的機能の維持・増進」のため,森林を造成する植栽や健全な森林を育成する除間伐等の森林整備を推進しており経費の一部を助成しています。下記の「造林補助金の目安」を参考にしてください。

 また,森林が発揮すべき公益的機能の早期回復を図るため,平成20年度から森林湖沼環境税の財源を活用して,緊急に間伐を行う必要がある荒廃した森林のうち,水源かん養機能または山地災害防止機能が高い森林を対象として行う間伐及び作業道の開設に助成しています。

 

○造林補助金の目安

造林補助金額は,施業規模や,施業方法などの条件により増減しますが,目安としては下記のとおりです。また,地域等によっては,補助対象とならない場合がありますので,管轄する林業指導所へお問い合わせください。

<平成23年度 補助金額>

1 植栽

樹種

主な条件

haあたりの補助金額

国補造林事業

県単造林事業

スギ
ヒノキ

苗木1,5001,999/ha植栽

358,000

156,000

苗木2,0002,499/ha植栽

426,000

192,000

苗木2,5002,999/ha植栽

493,000

228,000

苗木3,000/ha以上植栽

560,000

264,000

 

2 下刈り,枝打ち,除伐,間伐

施業の種類

主な条件

haあたりの補助金額

国補造林事業

県単造林事業

下刈り

植栽後15年間

78,000

42,000

枝打ち

林齢1130年,枝打ち高さ4m以下

126,000

69,000

林齢1130年,枝打ち高さ8m以下

198,000

108,000

除伐

林齢25年生以下

90,000

−  

 

 

搬出

(車両系)

林齢60年生以下,搬出材積1020m3/ha

91,000

−  

林齢60年生以下,搬出材積2030m3/ha

122,000

−  

林齢60年生以下,搬出材積3040m3/ha

152,000

−  

林齢60年生以下,搬出材積4050m3/ha

183,000

−  

林齢60年生以下,搬出材積5060m3/ha

214,000

−  

林齢60年生以下,搬出材積6070m3/ha

245,000

−  

林齢60年生以下,搬出材積7080m3/ha

276,000

−  

林齢60年生以下,搬出材積8090m3/ha

307,000

−  

林齢60年生以下,搬出材積90100m3/ha

337,000

−  

切り捨て

林齢1130年,間伐率20%以上30%未満

−  

49,000

林齢1130年,間伐率30%以上

−  

74,000

林齢3150年,間伐率20%以上30%未満

−  

48,000

林齢3150年,間伐率30%以上

−  

72,000

林齢5160年,間伐率20%以上30%未満

−  

42,000

林齢5160年,間伐率30%以上

−  

63,000

林内集積

林齢1130年,間伐率20%以上30%未満

−  

119,000

林齢1130年,間伐率30%以上

−  

178,000

林齢3150年,間伐率20%以上30%未満

−  

111,000

林齢3150年,間伐率30%以上

−  

167,000

林齢5160年,間伐率20%以上30%未満

−  

104,000

林齢5160年,間伐率30%以上

−  

156,000

注) ここに掲載された施業の種類は主なもので,他にも補助対象となる施業があります。

      国補造林事業は,森林施業計画などの計画に位置付けられた森林が対象となり,それ以外
   は県単造林事業となります。