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更新日:2024年2月19日

野菜>根菜類

研究成果

このコーナーでは、園芸研究所で公表した主要な研究成果をPDF形式で掲載しています。

生産現場に普及できる技術から研究段階の成果などを部門別に掲載しています。

なお、研究成果中の農薬については、最新の農薬登録情報を十分に考慮したうえでご活用ください。

 

根菜類

ここでは、野菜部門・根菜類の研究成果を紹介しています。

レンコン

レンコン優良選抜系統「パワー」における栽植密度とすねあがりの関係(PDF:92KB)(令和5年5月29日)

レンコン優良選抜系統「パワー」において、200~300本/10aの範囲では栽植密度が低くなるにつれて親ハスのすねあがりが減ることにより歩留まりが高くなり、収量は低下しない。【令和4年度・野菜研】

レンコン田土壌のアンモニア態窒素を考慮した窒素適正施肥法(PDF:237KB)(令和4年5月9日)

レンコンにおいて慣行と同等の収量を得るために必要な窒素施肥量は、「基準値(36キログラム/10a)-土壌のアンモニア態窒素(キログラム/10a)-石灰窒素由来の窒素×0.5(キログラム/10a)」の式により決定できる。【令和3年度・土肥研】

レンコン収穫後の夏期石灰窒素処理が隣接田の葉の褐変進展に与える影響(PDF:190KB)(令和4年5月9日)

レンコン収穫後の夏期石灰窒素処理(100キログラム/10a)による田面水中シアナミド濃度は最大40ミリグラム/L程度である。また、石灰窒素処理により田面水中のシアナミド濃度が上昇しても60ミリグラム/Lまではレンコン葉の褐変症状の進展を助長する可能性は低い。【令和3年度・土肥研、病虫研】

レンコン田土壌のアンモニア態窒素を評価するための簡易な土壌採取法(PDF:146KB)(令和4年5月9日)

レンコン田において、土壌中のアンモニア態窒素を評価するための簡易な土壌採取法を開発した。圃場の対角線上の交点と線上の5地点から採取した土壌の分析値を比較したとき、移植ごてを用いて作土層30センチメートルまでの土壌を均一に採取する方法は、従来の精微な土壌採取方法と比較して十分な精度を持つ。【令和3年度・土肥研】

レンコン年内掘り優良系統「パワー」及び「ひたちたから」の最適栽植密度(PDF:181KB)

レンコン年内掘り優良系統「パワー」及び「ひたちたから」の最適栽植密度は、「パワー」が250本/10a、「ひたちたから」が350本/10aである。【令和2年度・野菜研】

石灰窒素によるレンコンの薬害症状(PDF:3,419KB)

石灰窒素が葉に少量でも接触すると接触している箇所から淡緑色~褐色に変色し時間経過とともに外縁部まで広がる。田面水中が高いシアナミド濃度となると生育中のレンコン葉は黄変、褐変し次第に枯死する。【令和2年度・病虫研】

レンコンにおける石灰窒素の肥効および養分吸収特性を考慮した窒素施肥法(PDF:231KB)

レンコン栽培における石灰窒素の肥効及び養分吸収特性に合わせて溶出する専用肥料を開発した。本肥料を用いることで石灰窒素の窒素成分の50%相当量を施肥量から削減でき、施肥後の田面水中の窒素濃度を低下させることができる。【令和元年度・土肥研】

レンコンにおける防カビ、結露防止機能付与MAフィルムの品質保持効果(PDF:173KB)

レンコンにおける船便輸出を想定した約5℃約1か月の貯蔵や東南アジアへの船便輸送において、防カビ、結露防止機能付与MAフィルムの1節単位個包装あるいは1箱単位大袋包装は、カビ等腐敗の発生を抑制する。【令和元年度・流通加工研】

レンコン田土壌のアンモニア態窒素の簡易評価法(PDF:188KB)

レンコン田土壌のアンモニア態窒素および仮比重は、10%塩化カリウムを添加し振とう・静置後の土壌容積および抽出液を市販の簡易分析キットで測定することで、1液で簡易に評価可能である。【令和元年度・土肥研】

レンコン栽培における石灰窒素の窒素肥効特性(PDF:202KB)

レンコン栽培において石灰窒素の窒素肥効は散布後すみやかに土壌と混和することで高まり、長期間持続する。窒素成分の変化は温度による影響を受け、3月中の施用では40~50日で大部分がアンモニア態窒素に変化する。【平成29年度・土肥研】

レンコンネモグリセンチュウに対する総合防除法(PDF:155KB)

レンコンネモグリセンチュウは、作物残渣除去法および石灰窒素施用などの防除手段により密度を低下させることができる。また、圃場での発生状況に応じた各種防除手段を用いた総合防除法により、本センチュウの密度低下が可能である。【平成28年度・病虫研】

収量及び養分吸収特性に応じた「金澄20号」、「金澄34号」の効率的施肥法(PDF:194KB)

レンコン「金澄20号」、「金澄34号」は圃場ごとの収量により施肥量を決定し、養分吸収特性に合わせたレンコン専用肥料を施肥することで、収量及び外観品質を維持しながら窒素及びリン酸施肥量を削減できる。【平成26年度・土肥研】

レンコン「金澄20号」および「金澄34号」の養分吸収特性(PDF:304KB)

レンコン「金澄20号」および「金澄34号」の主な養分吸収時期は7月中旬から9月中旬である。両品種の1トン当たりの養分吸収量は、窒素9キログラム程度、リン酸5キログラム程度、カリ12キログラム程度である。【平成25年度・土肥研】

レンコン「金澄20号」、「金澄34号」の生育および吸肥特性(要約のみ掲載)

レンコン「金澄20号」、「金澄34号」の生育は7月中旬から8月下旬にかけて急激に増加する。吸肥量の増加は「金澄20号」が7月中下旬から8月下旬が主であるのに対し、「金澄34号」は7月中下旬から9月下旬まで持続する。【平成24年度・土肥研】

レンコンネモグリセンチュウは夏期に増殖し、レンコン根部内等で越冬する(要約のみ掲載)

レンコンネモグリセンチュウは7月から9月にかけてレンコン根部内で産卵・増殖し、レンコン根部内等で越冬する。【平成24年度・病虫研】

レンコンネモグリセンチュウは水田雑草にも寄生する(要約のみ掲載)

レンコン黒皮症を引き起こすレンコンネモグリセンチュウは、レンコンだけでなくイヌビエ類、ミズアオイ等水田雑草にも寄生する。特に、イヌビエ類では産卵も認められ、レンコン黒皮症発生圃場では、これら雑草の防除が重要である。【平成23年度・病虫研】

本県のレンコン黒皮症はレンコンネモグリセンチュウによって引き起こされる(要約のみ掲載)

本県のレンコン栽培において、肥大茎の表面に不定形の黒褐色斑点を生じて品質が低下する黒皮症は、レンコンネモグリセンチュウHirschmannielladiversaの寄生・加害によって引き起こされる。【平成22年度・病虫研】

温湯処理によるレンコンネモグリセンチュウの致死温度と時間(要約のみ掲載)

レンコンネモグリセンチュウは、45℃の20分、50℃の5分等の条件の温湯処理により致死するため、温湯処理によって種レンコンを消毒できる可能性が高い。【平成22年度・病虫研】

県産農産物の機能性(抗酸化性、抗変異原活性)評価(PDF:209KB)

抗酸化性の高い農産物は、食用ギク、ハマボウフウ、イタリアンパセリ、オオバ等であり、シュンギク、セリはゆでると抗酸化性が非常に高くなる。また、地域特産品であるレンコン、クリ、花豆「常陸大黒」は抗変異原活性(遺伝子が傷つくのを抑制する働き)が強い。【平成16年度・流加研】

節水管理によるレンコン田からの全リンの流出低減効果(PDF:224KB)

レンコン栽培において、自動水管理器を用い節水管理することにより、地表流出水の水量が減少し、全リンの流出量は大幅に減少する。【平成14年度・土肥研】

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農林水産部農業総合センター園芸研究所 

〒319-0292 茨城県笠間市安居3165-1

電話番号:0299-45-8340

FAX番号:0299-48-2545

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