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更新日:2020年6月10日

霞ヶ浦北浦・魚をめぐるサイエンス5

 資源を維持するための研究

魚類資源の大きな特徴は、石油・石炭などの資源と違い、資源自身が繁殖して資源を再生産するので、私たちがそれを利用しても資源はなくならず、利用(漁獲)し続けることができる点にあります。
しかし魚を個々にみると、その生き残りに影響を及ほす要因には、産卵場の有無や水温・餌の環境、病気や食う食われるの関係といった自然的要因と、「漁獲」という人為的要因があるとされています。そして資源の極端な減少は、その再生産に影響を及ぼし、資源の枯渇をまねきます。

ワカサギ・シラウオの初期資源尾数(霞ヶ浦)

現在、ワカサギ、シラウオ等重要魚類の資源変動メカニズムを把握し、
効果的な漁獲管理方策を検討するために調査研を進めています。

ワカサギの再生産関係(霞ヶ浦) 

 

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農林水産部水産試験場内水面資源部

〒311-1203 茨城県ひたちなか市平磯町三ツ塚3551-8

電話番号:029-262-4158

FAX番号:029-263-0414

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