令和元年度県南ミドリンだより第１０号：第15回かすみがうら祭が開催されました

　令和元年11月3日（日），第１常陸野公園にて開催された「かすみがうら祭」において，霞ヶ浦土地改良区が農業水利施設の有する多面的な機能について理解を深めていただくため，国営造成施設管理体制整備促進事業出島地区についてPR活動を行い，かすみがうら市職員と当事務所職員で活動を支援しました。

　当日は，国営造成施設管理体制整備促進事業に関するパネルと出島地区の取組活動を示したパネルによるPRやクイズを行い，約500名の方に理解を深めていただきました。

○農業水利施設は，農業生産面の役割だけでなく，洪水防止や防火用水としての利用など多面的な機能を有しており，それを最大限発揮するには農業水利施設を適切に管理することが重要です。

○国営造成施設管理体制整備促進事業とは？

国営事業等で造成した農業水利施設は土地改良区が管理しているものの，都市化・混住化の進展に伴う集落機能の低下や組合員の減少等により，その管理体制が脆弱しつつあることから，施設の適切な管理が困難になってきています。これに対応するため，地域住民等非農家の方々と一体となった管理体制の枠組みを構築しつつ，土地改良区が管理体制の整備・強化に取り組むことを支援する事業です。

当日の様子