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更新日:2022年12月9日

梨の初期管理講習会を開催~今年は開花が早まっています~

筑西普及センターでは,4月4日~5日にわたり,管内梨生産組織(筑西市,下妻市果樹組合連合会60名)を対象に各所で梨の初期管理講習会を開催しました。

今年は3月半ばから気温の高い日が続いている影響で,梨の開花が平年より10日程早まっています。今後は樹の生育ステージに合わせた適期管理や黒星病対策の励行,低温・降霜被害への対策が重要なポイントとなります。

講習会では,普及センターから,霜害対策として,多目的防災網の早期の展張や安価で簡単に手作りできる燃焼資材,畑での気温測定による降霜の予測方法などを紹介しました。また,黒星病対策として,胞子の飛散ピークに合わせた薬剤散布のタイミングや散布方法の工夫について情報提供しました。

梨の開花が早まり,連日の交配作業で大変忙しい中での講習会でしたが,参加した生産者は,生育ステージに合わせた適期管理の重要性を再確認した様子でした。

過去の記録からも,開花が早い年は様々な気象災害や病害虫の多発生に遭遇する危険性が高いことがわかっています。

普及センターは引き続き,全生産者が無事に収穫を迎えられるよう,きめ細かい支援を心がけます。

 

 

 
 
 
 
 

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