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更新日:2019年9月10日
少子・高齢化による働き手不足が問題となる中で,農業分野においても労働力確保が課題となっています。家族経営が多くを占め,施設園芸品目の生産が盛んな当産地においても,農繁期の過重労働の解消や,規模拡大による農業所得向上,更には将来的な産地の維持に向けて,生産者と関係機関が一体となって解決策を検討していく必要があります。
そこで,当普及センターと筑西地域農業改良推進協議会では,産地での労働力確保に向けた取組の第一歩として,8月29日に農業経営への雇用導入に関する研修会をJA北つくばの協力のもと開催し,生産者と関係機関計67名が参加しました。
研修会では,まずJA北つくば 営農経済部 営農企画課 水越教生 課長より,「JA北つくばにおける労働力支援の取組について」と題し,JA北つくばにおける農業者の所得増大に向けた取組や外国人技能実習制度,他県での労働力確保に向けた取組事例,JAで新たに準備を進める労働力支援に向けた取組について紹介いただきました。
続いて,株式会社なの花経営研究所 所長で社会保険労務士の伊能賢一 氏より,「農業分野における雇用導入と労務管理について」と題し,雇用導入にあたっての心構えや労働基準法等の注意点を説明頂きました。
今回の研修会では,受講者が講師に対して活発に質問し,今後の雇用導入に向けての疑問や悩みを相談する姿も見られ,大変有意義な研修となりました。
当普及センターでは,今後も関係機関と連携し,生産者の所得向上や産地の維持に向けて,経営面からの支援を強化していきます。
研修会の様子① 研修会の様子②
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