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更新日:2019年6月13日

養成課程紹介2

課題解決型学習とは?

課題解決型学習としては、1年生では「プロジェクト学習」、2年生では「卒業論文」があります。
課題解決型学習は、計画→実施→まとめ→実績発表の4段階から成ります。

学習の流れ 1、計画
取り組みたいと考える課題を選び、計画を立てます。
計画は発表し、友人や先生からアドバイスを受けます。

2、実施
実際の栽培や飼育、調査等をおこないます。

3、まとめ
調査データをまとめ、実績論文をつくります。

4、実績発表
一年間の勉強の成果を発表します。
友人や先生から受けたアドバイスは、次の計画に活かします。

 

 

自らテーマを選び、計画・調査・研究を行うのがプロジェクト学習です。
作物の温度・水管理、家畜の飼育管理などにおいて自分の役割を果たすことで、自信と責任感を培います。
また、作物や家畜が成長する過程を体験することにより、命を育む喜びと感動を知ります。

先輩のプロジェクトの例

長谷川元嗣さん(農学科)
長谷川元嗣さん

 

農学科では、自分の希望に合わせて研究テーマを選べます。
私の家はピーマンを生産しているので、プロジェクト研究では「防虫ネット」に注目して、家で困っているオンシツコナジラミの防除対策に関する試験を行いました。

通常よりも細かい0.4ミリメートル目合いの防虫ネットをパイプハウスに張ってコナジラミの侵入を防ぐのがねらいです。しかし、これでは風通しが悪くハウスの中が暑くなり過ぎる危険があります。そこで5品種のピーマンを栽培して、その生育・収量におよぼす影響を調査しました。結果は供試した中の3品種では、生育も順調で収量も高くなり0.4ミリメートルの防虫ネットの実用性を示すことができました。

卒業研究では、作るのが難しいとされる幻のメロン「メイスター」の栽培に挑戦しています。この品種は雌花の着生が悪いのが欠点ですが、うまく作りこなせれば大玉になって味も非常に良いのです。国内でも農大と他1か所でしか作っていない品種なので、頑張って栽培法を研究していきたいと思います。

 


 

青木良彰さん、人見修平さん(農学科)
青木良彰さん、人見修平さん

 

これからの農業では消費者の求める「安全・安心」な農産物を生産していくことが大切だと思います。

そのために農学科では有機JASに対応した栽培を試みていますが、除草剤が使えないために、除草作業に多くの労力を要することが問題となっています。そこで「クローバーを圃場に生育させることで、雑草を抑えられないか」という発想で「リビングマルチ」の試験に取組みました。

その結果、クローバーには高い雑草抑制効果が認められ、また除草にかかる労働時間および資材費を元にした経費試算からも、慣行栽培と比べて有利性が認められました。一方、クローバー区では作物の株元に日光が届かず、地温が低く抑えられることが解りました。また土壌分析の結果から、クローバーと作物の間で土壌養分の競合がおこることが示されたので、今後工夫が必要だと思いました。

このように農業大学校では、自分の興味に合わせてテーマを選ぶことができます。皆さんもやりがいのあるテーマを選んで頑張って欲しいと思います。

発表の場

発表会の様子

プロジェクト学習のはじめには「計画検討会」、結果をまとめた後には「実績発表会」を行います。
そこでいろいろな人の意見をもらい、考えを深めたり、次の計画に生かしたりします。

また、関東ブロックプロジェクト発表会、全国農業大学校等プロジェクト発表会も開催されており、優れたプロジェクトには発表の機会が与えられます!

このページに関するお問い合わせ

農林水産部県立農業大学校庶務部

茨城県東茨城郡茨城町長岡4070-186

電話番号:029-292-0010

FAX番号:029-292-0903

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