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更新日:2018年4月6日

営農塾トピックス3-茨城県立農業大学校-

修了生にインタビュー

平成21年3月13日、いばらき営農塾営農支援研修Bコース受講者が、平成18年度に研修を受けた戸塚敏さんの畑へ、視察へ伺いました。(取材者:柴田)

戸塚さんは、坂東市でネギ、キャベツ、レタス栽培に取り組んでいらっしゃいます。

 

戸塚さんが農業をはじめられたのは退職後(今から6年前)。それまで手伝いをしたことはあったそうですが、お仕事は農業以外のことをされていたそうです。

マニュアルに頼るだけではなく、自分で学びたいと、平成18年度にいばらき営農塾を受講されました。

戸塚さん

 

戸塚さんのネギ栽培

まずはネギを栽培している畑を見せていただきました。

現在ネギは収益が安定しており、戸塚さんの経営の中心になっています。チェーンポットへの播種は農協にお願いし、苗の管理は自分のところで行っているとのことでした。写真は、10月上旬に播種、11月下旬に定植した畑で、出荷時期をずらすため、トンネルをかけている部分と、トンネルをかけていない部分とがあります。

ネギ畑にて

雑草を抑えるため、畝と畝の間にマルチをしたり、トンネルもビニルが再利用できるよう長さ調節の工夫がされており、視察に訪れた受講者はメモをとったり、畝間の長さを測ったりしていました。

周年栽培できるネギですが、病害が多く栽培の難しい時期もあり、自分の技術と出荷時の値段とを考慮して栽培時期を決めていらっしゃるようでした。

 

キャベツ、レタス栽培

戸塚さんの経営のもう一つの柱と言えるのがキャベツです。

4年前から仲間と共同で取り組みはじめ、「甘さ広がるスイートキャベツ」として、農協を通して出荷しています。

戸塚さんのキャベツはこの「甘さ」がポイントで、試食したり、他の産地から学んだりと甘味のあるキャベツの品種、作り方を勉強されたそうです。

視察では、1月20日に播種して育苗しているキャベツ苗を見せていただきました。

育苗ハウスの様子

ネギ、キャベツ、レタスを栽培している戸塚さんですが、一つの品目に偏らない事で経営が安定し、また、輪作も取り入れて病害虫対策にもなっているようです。

農協を通して契約栽培も行っており、契約は大儲けにはならないが収入の見当が付き安定すると、いつもバランスの取れた経営を考えていらっしゃるようでした。

 

技術習得のコツは?

いつ頃種を播きますか?苗の保温はしますか?病害虫対策は?と、次々に出る受講者からの質問に答えてくださった戸塚さん。技術を学ぶコツがあるのでしょうか。

「学ぶ姿勢」を学びました

戸塚さんは、ご自分の糖度計とpH測定器を見せてくださいました。もちろん農協にも土壌診断等を頼みますが、ご自分の目でも、こまめに確かめているそうです。病害虫防除についても「営農塾でまず作物をよく見ること、と言われたので」と、観察の大切さをおっしゃっていました。

そして、もう一つのコツは良き指導者を見つけることだそうです。戸塚さんの場合は農協のベテラン指導員に困った時は相談しているそうです。

また、「技術のある農家の人はこうしているところもある、自分ではこうしている」と、周囲の方から学び、ご自分に合うようアレンジされているところを幾つも紹介してくださいました。ご自身では、まだ技術が無くて、とおっしゃっていましたが、いつも学ぶ視点で物を見ている姿勢が、技術習得のコツなのではないでしょうか。

視察の最後にアドバイスをお願いすると「新しい、腕の良い農家へ行って、見て学んでください。どの時期に何をやるか、ポイントが見えてくるはず」、と教えてくださいました。

受講者からは今回の視察で、「現実に即した話は非常に参考になりました」「特に印象に残った事としては、農業は、その土地の先輩から教えてもらう事が重要だということでした」との感想が寄せられました。

戸塚さん、ありがとうございました。

 

このページに関するお問い合わせ

農林水産部県立農業大学校庶務部

茨城県東茨城郡茨城町長岡4070-186

電話番号:029-292-0419

FAX番号:029-292-0903

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