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更新日:2017年8月8日

茨城県立農業大学校卒業生紹介・川上健太さんインタビュー全文

活躍する卒業生平成21年度農業部経営情報学科卒
川上健太さん(株式会社ヤンマー農機販売)
インタビュー全文

川上健太さんは兼業農家出身で、高校は水戸農業高校の農業経済科でした。当時、進路について迷っていた所、高校の担任の先生から農業大学校について薦められ、農業技術や農業経営についてより深く学びたいと考え、入学を決意しました。農業大学校の養成課程で2年間学んだ後、ヤンマー農機販売株式会社に入社し、現在は整備担当として活躍しています。

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<現在の仕事内容について>

現在、ヤンマー農機販売株式会社水戸支店で、整備として農業機械の修理、整備作業を担当しています。9月~10月は、農家の方からコンバインの修理、点検・整備の依頼が最も集中するため、1年を通じて一番忙しい時期で、時には遅くまで工場で作業を進めることもあります。配属されて間もない頃は先輩に教えてもらいながら作業を覚えるので精一杯でしたが、徐々に1人でも修理対応ができるようになり、農家の方の所へ直接修理に出向く機会も増えるようになりました。初めて1人で成し遂げた案件は、サツマイモの蔓刈等に使うハンマーナイフのエンジンの部品交換です。エンジンがかかった瞬間の嬉しさは今でも忘れずに覚えています。

入社4年目となり数多くの農業機械の修理作業をこなすようになった今でも、故障して引き揚げられてきた機械が直った瞬間が一番嬉しく、整備の仕事だからこそ感じられる達成感があります。

<仕事を進める上で心掛けていることは?>

農業は、栽培品目にもよりますが作業時期が集中するため、機械の故障や整備点検依頼の案件が何件も立て込むことが多く、少し気を緩めると納期がどんどん遅れてしまいます。しかし、現場の農家の方にとってはその年の収穫作業の遅延が収入に影響してくるため、時間がない中でも、依頼された納期には必死で間に合わせるよう作業を進めています。そのため、常に意識していることは、いかに無駄な時間を作らず、効率良く動くかということです。必ず一日の始まりにその日の作業や出張のスケジュールを組立て、全てこなすために段取りを確認するようにしています。

<農大で学んで>

私の家は兼業農家ですが、学生だった当時、農業を継ぐことは考えていませんでした。また、出身高校も農業高校ではありましたが、実習時間が少なかったため、最初は正直な所、土まみれになって作業をすることに抵抗を感じることもありました。しかし、プロジェクトなどの課題研究を通じて自分の担当する作物の栽培管理作業に励む中で、作物の成長する様子を間近で見ることができ、育てることの面白さを実感するようになりました。また、農大で作物の作り方や農業機械の操作方法に関する基礎知識を身に付けたことが、就職してから農家の人とのやりとりや機械の故障原因の分析にとても役立っています。

ヤンマーでの仕事内容には、機械内部の構造やエンジン等に関する工業系の知識や技術が不可欠ですが、お客様は皆農家の方なので、農業について基本的なことだけでも知識があるというのは、自分の大きな強みだと思っています。

<就職活動について>

私は、元々趣味として車やバイクに乗ることが好きでした。農業大学校に入学し、農業機械の操作や簡単な修理等を行ううちに、農業機械メーカーを就職先として意識するようになりました。そこで、学校に来ている求人の中から機械メーカーを探し、2年生の夏休みにヤンマー農機販売株式会社の採用試験を受けました。面接試験前は、何度も自分の頭の中で志望動機について説明する等のイメージトレーニングを行いましたが、本番では緊張のせいか、頭の中が真っ白になってしまい、思いつくままに懸命に面接官に話をしたのを覚えています。

農大の友人の中には、就農する人や既に農協等に就職が決まっている人もおり、私も10月に内定を頂くことができました。

 

<これから農大を目指すみなさんへ>

農業大学校で学んだことで、私は農業機械メーカーに就職するという目標が見つかり、現在忙しくても充実した日々を過ごしています。繰り返しになりますが、入学当初、私は特に就農したいという強い想いもなく、作業の経験もそれほどありませんでした。しかし、実習や課題研究に取り組む中で、1から物を作る農業の楽しさや魅力を知り、知識を身に付けたことを現在最大限に活かすことができています。
農業は、作業がきつい、大変なイメージがありますが、作物を育てることの楽しさを感じると一つ一つの作業に意味を見出すことができます。また、最初から農業に興味がなくても、日々の学校生活を送る中で身に付いてくることはたくさんあります。ぜひ、農大で目標を見つけ、未来につながる学生生活を送ってください。

 

 

平成25年9月インタビュー

 

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農林水産部県立農業大学校庶務部

茨城県東茨城郡茨城町長岡4070-186

電話番号:029-292-0010

FAX番号:029-292-0903

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