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立枯病

病徴

本病は細菌の一種で,放線菌類に属するStreptomyces ipomoeaeによって引き起こされる病害です。

植付後,蔓の生育が悪く,葉は黄化ないし紫紅色になり,次第に萎れて枯死します。

根は腐って脱落し,地下部の茎に黒色の円形の陥没した病斑ができます。

塊根の表面にもほぼ円形でくっきりした黒色の病斑ができて,古くなると陥没し,コルク化します。また,内部までは腐敗せずに,表面にとどまります。

写真

 立枯1

発生圃場の様子

 立枯2

発病株

立枯3

発病株

立枯4

地下茎の病斑

 立枯5

塊根の病斑

 立枯6

塊根の切断面

 

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