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更新日:2018年9月13日
平成30年8月17日、県央農林事務所経営・普及部門は、ほしいも生産者12名を対象に、保健所、ひたちなか・東海・那珂ほしいも協議会と連携し、「第2回ほしいも生産者のためのHACCP講座」を開催しました。
今回は、HACCP方式を取り入れて干しいも加工に取り組んでいる農家で、実際に利用している機械や施設、衛生上の工夫について現場を見学しながらHACCP取得までの難しかった点や実施後の記録の工夫について研修しました。
講師となった農家からは、「危害の洗い出しが特に難しかった。保健所の担当者に何度もアドバイスを受けながら資料を提出することができた」や、「HACCPを始めてからは記録が大変だった。石や金属などの硬質異物の混入と衛生管理が特に重要な危害と考え、1ヶ月分を1枚に記録できるよう工夫した」等の話があり、これからHACCPに取り組む受講生にとって良いアドバイスとなりました。
現地研修の後は、保健所担当者からHACCPの申請方法について説明があり、受講生たちは今後の申請に向けて興味深く話を聞いていました。
今回の研修を通して、受講生たちはHACCPの基礎知識と現場での取組方法について理解を深めることができました。2021年には全ての食品事業者を対象にHACCPが制度化される見込みです。経営・普及部門は、受講生が先駆的にHACCPに取り組み、産地に波及するよう関係機関と連携して情報提供を行います。
8月27日 県央農林事務所経営・普及部門 小林 暁子 (革新的産地)
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