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更新日:2019年11月12日

チャレンジ普及活動事業農福連携体験会を開催!

県央農林事務所経営・普及部門(水戸地域農業改良普及センター)は,10月24日(木曜日),25日(金曜日)に茨城町の市毛氏ほ場,株式会社吉川商事出荷調整施設でチャレンジ普及活動事業農福連携体験会を開催しました。

農福連携とは,障害者等の農業分野での活躍を通じて,自信や生きがいを創出し,社会参画を促すことで,「農業・農村における課題」と,「福祉(障害者等)における課題」の双方の課題解決と利益がある取組みとして,国及び県で推進しています。

取組みが可能な農作業の内容は,取組みを始める段階で農業・福祉の双方で十分な摺合せが求められます。そこで今回は,農業者を講師とし,福祉施設指導者及び福祉施設利用者(就労支援事業所はたらくガッツ村,障害福祉サービス事業所たけのこ)に実際に農作業を体験してもらう体験会を開催しました。農福連携体験会は,農福連携の推進のために今年度新たに始めた取組みであり,今回の開催で4回目になります。

今回は,コマツナの収穫作業と,ネギの出荷調整作業を実施しました。実際の作業を通じ,作業のポイントをより明確にし,取り組みやすい作業とするために,改良,改善点等を話し合い,お互いに納得の上で引き続き農福連携に取り組むことになりました。

農福連携により,農業者側は,「想定以上に福祉施設利用者が作業をしてくれて助かった」,「福祉施設の利用者に作業してもらうにあたり,働く環境を再考するきっかけとなり,労働環境改善につながった」,福祉側は,「他者と関係をもつことで成長できる」,「外で体を動かして働くのは気持ちが良い」とお互いに取組みによるメリットを実感しています。

当部門では,今後も農福連携の推進により農業・農村における課題解決による農家所得の向上を支援していきます。

体験会の様子1

体験会の様子2

11月11日県央農林事務所経営・普及部門武藤知美(農山漁村)

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県央農林事務所経営・普及部門_

〒310-0802 茨城県水戸市柵町1丁目3番1号水戸合同庁舎内

電話番号:029-221-3012

FAX番号:029-225-9254

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