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更新日:2023年9月15日
海岸防災林は、防風・防砂等をはじめとして、津波被害の減災など、後背地の農地や住宅を保護し、生活環境を保全する重要な機能を持っています。
しかし、海岸防災林の多くはクロマツ林のため、松くい虫の被害によってその機能が低下しています。本県における松くい虫被害は、昭和53年度に74万立方メートルを超える未曾有の被害を記録した当時と比較すると、令和4年度では1,553立方メートルと減少していますが、再び被害が増加することが懸念されています。
このため、本県では薬剤の空中散布や地上散布による予防、被害木の伐倒駆除による発生源の除去等の対策を講じてまいりましたが、平成25年度からは森林湖沼環境税を活用して、広葉樹等の植栽による樹種転換を図ることにより、海岸防災林の機能の強化に取り組んでいます。
~松くい虫による松枯れのメカニズムについてはこちらをご覧ください~
年度 | S53 | H27 | H28 | H29 | H30 | R1 | R2 | R3 | R4 |
被害量(立方メートル) | 741,990 | 5,029 | 4,254 | 5,406 | 5,554 | 3,327 | 2,892 | 1,359 | 1,553 |
年度 | H27 | H28 | H29 | H30 | R1 | R2 | R3 | R4 |
空中散布(ヘクタール) | 94 | 102 | 102 | 117 | 117 | 126 | 126 | 126 |
地上散布(ヘクタール) | 294 | 299 | 306 | 303 | 303 | 300 | 299 | 299 |
伐倒駆除(立方メートル) | 2,283 | 510 | 907 | 218 | 308 | 382 | 399 | 285 |
年度 | H27 | H28 | H29 | H30 | R1 | R2 | R3 | R4 |
植栽面積(ヘクタール) | 13.5 | 24.8 | 24.2 | 16.1 | 10.7 | 14.3 | 20.0 | 6.3 |
予防散布(地上散布) 予防散布(空中散布)
伐倒駆除 広葉樹等苗木の植栽
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