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更新日:2016年5月30日

きのこ雑学講座11

 あっぱれ!きのこの大活躍2.<木の生育を助ける菌根性きのこ>

  

マツタケ,チチタケ,ハツタケ,アミタケ,ショウロなどの菌根性のきのこは,生きている樹木の根に菌糸が取りつき,菌糸が根の細胞の隙間にまで入りこんで樹木と合体し,菌根という特別な組織を作ります。きのこは,この菌根を介して樹木から糖質などの養分を分けてもらいます。 そのかわり,土の中へ縦横にのばした細い細いきのこの菌糸が,樹木の根では集めきれない広い範囲から水分やミネラルをかき集めてきて,樹木に分けてやります。また,菌根は,菌糸が刀の鞘のように樹木の根を覆っているため,病害虫の攻撃を防ぐ効果もあるといわれます。このように,菌根性のきのこは,樹木ともちつもたれつの共生関係にあります。

 たとえばマツの木が,海岸線近くの砂地や山の尾根すじの岩場など,苛酷な環境で生きていけるのは,この菌根性のきのこの助けによるところが大きいのです。

 菌根性のきのこは,マツだけでなく世界中の多くの樹木と共生し,樹木単独ではとうてい生活できない悪条件の土地での生育も助けています。そして,地球の環境緑化に大きく貢献しているのです。

木ときのこの共生のイラスト

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