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更新日:2016年5月30日

きのこ雑学講座4

 小さな体に胞子満タン一兆個

ホコリタケの幼菌 梅雨期~秋に芝生の上や林の中で,直径2センチメートルくらいのピンポン球のようなきのこが,数個~数十個群生しているのが見つかります。ホコリタケです。

 ホコリタケは,一般にきのこ狩りの対象にはされず,見つかると踏まれたり,蹴られたりするはかない雑きのこですが,若いうち(写真上)で,きのこを割ってみて中が真っ白ならば食用になります。味にクセが無く,汁物などに入れると,ハンペンのような歯触りが楽しめます。

 きのこは,熟するにつれ黄褐色になり,頭の真ん中に穴があきます(写真下)。この頃は,表面の薄皮1枚を残して,内部は褐色の胞子でいっぱいになり,ちょっとつついてみると頭の穴から煙のように胞子を吹き出します。自然界では,雨滴などがぶつかる衝撃により胞子が発射されます。 ホコリタケの仲間は胞子の量が多く,この小さなきのこ一つに1兆個の胞子が出来ます。このたくさんの胞子を「ほこり」にたとえてホコリタケの名前が付けられました。

 

ホコリタケの老菌 ホコリタケの仲間に,大きな物では直径が80センチメートルにもなるオニフスベというきのこがあります。これも白い丸いきのこで,若いうちは食用になります。草地や畑などに突然発生し,あまりの大きさによく新聞ネタにされます。体が大きいので,作る胞子の量もケタ違いに多く,直径30センチメートル程度の物で1千兆個にもなるそうです。  

 

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