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 福田のカヤ

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樹種:カヤ

樹齢:約500年

樹高:約22m

幹周:5m

所在地:那珂市福田1890

概要:

 このカヤは所有者の自宅の門口の位置にあり,長い間地域の人々とともに歳月を重ねて来た。地上2m程の位置から枝が分岐して横に張り出し,少し変わった樹形をしている。当家の話によると,先の戦争後米軍が進駐した折に上部を切除された影響もあって現在のような姿になったといわれる。幾多の歴史を伝える巨木である。市指定文化財。

 蒼龍寺のカヤ

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樹種:カヤ

樹齢:約500年

樹高:約18m

幹周:6.2m

所在地:那珂市南酒出462

所有者:蒼龍寺

概要:

 本堂の西側,緩やかな傾斜面の部分にあり,主幹周囲も6.2mあり,高々とそびえる様は雄大である。長い間の根元部分に表土流出が見られ,根上がり状態になったため近年に保護策が取られた。また主幹の地上5mほどの腐朽した部分にはヤマザクラの宿り木が寄生し,珍しい姿を見せている。市指定文化財。

 須和間のカヤ

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樹種:カヤ

樹齢:約300年

樹高:25m

幹周:4.15m

所在地:那珂郡東海村須和間53-1

概要:

 雌株であり種子の生産はよいがやや小形である。東側,西側,南側の枝張りが良く,樹勢,樹姿ともに優れており,平地におけるカヤとしては大木に属する。現在,東海村指定文化財に指定されている。所有者により大切に管理されている。

 小勝のカヤ

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樹種:カヤ

樹齢:約300年

樹高:20m

幹周:5.7m

概要:

 人家の屋敷内にあり,樹勢旺盛で枝張りもよい。

 戦前,水戸第2連隊の行軍の際の目印となり,ここが休憩の場所にもなっていたといわれている。

 小高のカヤ

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樹種:カヤ

樹齢:約600年

樹高:16m

幹周:6m

所在地:行方市小高925

所有者:行方市

概要:

 所在地は、昭和53年まで小高小学校の敷地であり、その昔は天台宗神宮寺の境内で、このカヤは寺院があっ

た当時植えられたものであろうと思われる。

 

○県文化課HP(http://www.edu.pref.ibaraki.jp/board/bunkazai/index.html)より引用

 常春寺のカヤ

ishioka-kaya樹種:カヤ

樹齢:約500年

樹高:23m

幹周:5.4m

所在地:石岡市三村3114

所有者:常春寺

概要:

 カヤの巨樹が植えられている常春寺は,三村城主「平常春」を開基として元亀2年(1571年)頃創建された格式の高い寺である。  
  伝承によると,境内のカヤの木は創建以前よりあったとされ,その風貌は風雪に耐えた長い年月を感じさせてくれる。森閑とした境内に佇む悠然たる姿は,安定感に満ち目前でみる勇姿は壮観である。

 

○「茨城の名木・巨樹」(1996年,茨城県緑化推進委員会 発行)より引用

 神明神社のカヤ

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樹種:カヤ

樹高:22m

幹周:3m

所在地:取手市米ノ井386-1

概要:

 神明神社の拝殿裏に7本の針葉樹のカヤがある。一年中深緑の葉に覆われ,境内に入るとカヤ独特の匂いが周囲に漂っている。

 一般的に,種子からとる油は灯油として使われ,殻で笛を作って遊んだ。種子は炒ると芳ばしく食べられる。和名の由来は,昔枝葉を焚いて蚊遣(かやり)に使われた事からカヤになったと言われている。

 

○「取手市の巨木と名木」(2010年,取手市緑化推進委員会 発行)より引用

 高源寺のカヤ

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樹種:カヤ

樹高:24m

幹周:4.42m

所在地:取手市下高井1306-3

概要:

 高源寺には立派なカヤの巨木がある。カヤの成長は非常に遅いため,かなりの樹齢であると推定される。

 一般的に材は光沢もあり緻密で,高級品の碁盤や将棋盤として使用されている。種子から品質の良い油も取れる。

 

○「取手市の巨木と名木」(2010年,取手市緑化推進委員会 発行)より引用

 久野町観音寺のカヤ

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樹種:カヤ

樹齢:約400年

樹高:19.7m

幹周:3.27m

所在地:牛久市久野町2976 観音寺境内

所有者:観音寺

概要:

 南は屋久島から北は宮城県までの山野に自生する常緑高木である。葉は線形で先が鋭くとがり,上面は緑が濃く光沢がある。雌雄異株で花は4月ごろ開花するが,雄花は葉のつけ根に並び,雌花は小枝の先に群がって咲く。

 観音寺は古くからこの地にあって,明治の初めごろには,小学校が設置されたこともあった。境内には貴重な野草が自生して植物の宝庫ともいえる。

 本殿近くの見事な巨木のため,特別な思いを抱いている。

 井ノ岡町浄妙寺のカヤ

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樹種:カヤ

樹齢:約300年

樹高:22.5m

幹周:3.5m

所在地:牛久市井ノ岡町2130 浄妙寺境内

所有者:浄妙寺

概要:

 日本の山野に自生する常緑高木です。生命力が強く大木になるので,昔から人々に利用されてきました。樹皮は青灰色で滑らかですが,老樹では薄く縦にはがれることがあります。

 材は黄色で,質が緻密で堅く,碁盤,将棋盤として最良品といわれています。

 浄妙寺は平安時代中期(1062年)に建立され阿弥陀如来が本尊として安置されています。本殿近くの見事な巨木のため,特別な思いを抱いている。

 城中町得月院のカヤ

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樹種:カヤ

樹齢:約500年

樹高:20.1m

幹周:5.23m

所在地:牛久市城中町259 得月院境内

所有者:得月院

概要:

 古くから庭木として親しまれている常緑高木である。環境の変化に強いので大木になる。葉は水平に2列に並び,表面は濃緑色で艶があり独特の臭気もある。

 カヤの木は『蚊遣り』のために焚いて煙をなびかせたことから,『カヤ』の名が付いたとの説がある。材は緻密で堅く,木工・碁盤・将棋盤などに利用されている。このカヤは近代日本画壇の巨匠小川芋銭の二本の大木をモチ-フにした作品,樹下(ジュカ)石人談(セキジンダン)」(1919年)に描かれた木である。

 本殿近くの見事な巨木のため,特別な思いを抱いている。小川芋銭の「樹下石人談」のモチ-フになったカヤは市の天然記念物でもあり,見学者も多い。